札幌はすっかり自転車のオフシーズンになりました。
昨日(11月30日)はちょっと自転車に乗りましたが、家の中から見ていた外の天気と実際の外の天気はは大違い。
寒いったらありゃしない!
一部の奇特な太っちょ軍団とMTBの方を除いて、オフシーズですわ。

11月29日、ついにAJ北海道さんの来年のブルベの大まかなコースも発表され、既に発表されていたR札幌さんとランドヌ東京さんの帯広合宿ブルベを合わせると、全部で28回のブルベが北海道で行われるようです。
いや~、ありがたい事です。
ちょっと前の2013年はブルベが全部で年間6回しか無かった事を考えると夢の様です。
関係者の皆様には本当に感謝しかありません。

今回はそんな来年のブルベで私が注目しているブルベを取り上げて、来年へのモチベーション・アップにしたいと思います。
今週末、AJ北海道さんの忘年会があるということで、まずはAJ北海道さんのブルベから。


8月4日宗谷岬600
例年楽しみな宗谷岬600が、来年は若干コースが変わって行われます。
宗谷岬600
スタート&ゴール地点が江部乙の農村環境改善センターから滝川ふれ愛の里に変わったのと、宗谷岬から今まではオホーツク海沿岸を浜頓別まで走っていたのが、稚内まで戻り、豊富を通る国道40号線となり、名寄からは朱鞠内湖、幌加内を通るコースに変わりました。
この稚内から豊富までの道は、昔、出張で稚内へ行った帰りに夜、通った事があるのですが、人家や街灯など光るものがまったく無い為に夜空の満天の星空が美しく、車のサンルーフを空けて、しばし見とれていた記憶があります。あれから相当の年月が過ぎていますが、たぶんあまり変わっていないと思うので、当日晴れていればあの星空が見えると思うと非常に楽しみです。本州の方はもちろん、北海道の方でも見たことが無い風景だと思います。
逆に言うと、しっかりとしたライトが無いと走れないという事でもありますが。

今まで365km地点に用意されていた仮眠場所(そうや自然学校)が、332km地点の豊富町スポーツセンターになる事は、貧脚の私にとっては朗報です。(到着時刻が1時間半は早くなりますからね。)
また獲得標高が、2,032mから2,254mに増えたものの、相変わらず平均勾配0.37%と平坦コースを維持してくれている事も見逃せません。
但し、稚内から宗谷岬までの27kmの往復コース、最初の内はすれ違う参加者に手を振ってワクワク出来ますが、だんだん焦りが出て来て、自分が戻ってくる時に誰にも逢わないと、ショックを受けて落ち込む可能性があるのが玉に瑕。(今まで本桐400とか何回かのブルベで経験済み

そして、私にとって最大の問題は士別を通らないコースとなった事です。
つまり、ラムとろ丼が食べられない!という事です。
2017年08月06日027
オーマイガッ!

しかし、この位で挫ける私ではありません。
今まで390km地点にあった音威子府が、来年は途中の道が長くなり415km地点に変わります。
即ち、音威子府の常盤軒さんの待ち時間が少なくなり、
天玉そばが食べやすくなる!という事です。(←なんて前向きなんだ)
2017年08月06日017
MAYUさん、来年も食べることが出来ますよ!

539km地点の幌加内を通るのは、今年のペースならば18:00前。
幌加内のおそばの名店との食べ比べを楽しみにしたいものです。
ちなみに、2014年グルベ第4位の政和三頭山さんは営業時間が15:00までなので、私の脚では無理そうです。(食べたいのですけれども)
2014年06月15日026
宗谷岬600は、来年も参加したいブルベの一つです。


7月13日襟裳岬1000
来年の北海道のブルベの特徴は、長距離ブルベが3本あるという事があげられます。
AJ北海道さんで1000km、R札幌さんで1200kmと2400kmがそれぞれ1回行われます。
(600km以下のブルベを長距離ブルベと言わないのは如何なものか?
そのAJ北海道さんの襟裳岬1000。
襟裳岬1000
襟裳岬1000と云うから、札幌から襟裳岬を目指すと思っていたら、なんと名寄、網走周りで襟裳岬に行くというコースです。
こういうコースは途中で人に聞かれると非常に困るんですよね。
大概の人は、「何処から来て、何処行くの?って聞くんですよ。
そうするとね、「札幌から襟裳岬へ行って、札幌に戻るんです。」って答えるでしょ。
聞かれた場所が、名寄とか紋別や網走だったら、聞いた人は大体「???」になるんですよ。
「あんた、道、間違っているよ。方向が違うよ。」って。(笑)
実際、納沙布岬1200で沼田を走っていた時、「札幌から納沙布岬に行って戻って来る。」って言ったら、距離もそうだけど、道が違う!って顔をしてましたから。

獲得標高は約4,000mで、平均勾配0.53%、納沙布岬1200の時が7,350mで、平均勾配0.61%ですから、やはり平坦コースです。
1000kmですから、制限時間は75時間で3日と3時間です。
私の脚力では1日300km前後が限界なので、1日目は紋別辺りでしょうか。出来れば網走まで行きたい所ですが、どうなんでしょう。2日目は帯広泊まりで、最後の350kmは休みながらゴールを目指すという感じでしょうか。
このコースはグルメポイントが多いのも良いですね。
網走、足寄、帯広、広尾、新冠、そして士別も通ります。
つまり、ラムとろ丼が食べられる!という事です。(←しつこい(笑))
2017年08月06日027
時間とお金と脚力に余裕があれば、是非参加したいブルベです。

尚、未確認情報ですが、来年の1000km完走者には、再来年のPBP(パリ-ブレスト-パリ)のエントリー優先権が与えられるという話もある様です。
私がPBPに出る可能性はほとんど無いのですが、今年と来年の3回のジャンボ宝くじに賭けたいと思っているので、とりあえず優先権の確保と云うのも良いかもしれません。
神様!仏様!お願いします!


6月23日地球岬400
今年フレッシュで私達ぐるめらいだぁす!が走ったコースに似ていて、坂をプラスした感じのコースです。
地球岬400
私達のコースの獲得標高が2,227m、平均勾配0.61%に対して、2,848m、平均勾配0.71%と、赤井川周りとニセコ周りで登りが多くなるコースになっています。
それと、スタート時刻が私達は09:00だったのに対して、10:00と1時間遅くなっています。
このコース、グルメポイントが多いのです。
余市市街の手前で曲がるために、余市のファミリーすし ガーデンハウスさんと仁木のきのこ王国に行けない以外は、フレッシュの時に寄ったお店は再び寄る事が可能なコースとなっています。
フレッシュの時に寄れなかった、道の駅「とうや湖」でベビーホタテ汁をリベンジしたいものです。
ベビーホタテ汁

そして、最大の見どころは室蘭の夜景です。
■写真拝借:Ishi君
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靄ってしまう事もある様ですが、伊達方面から坂を下っている時に現れる室蘭の夜景は必見です。
私に歌心があれば、一句読んで、夏井いつき先生に添削してもらいたいと思う程です。(←ホンマかいな?)
一眼レフなど高級カメラをお持ちの方は、三脚もしくは一脚を持って走る価値十分ありです。


7月28日パノラマ昆布岳300
たぶん来年の北海道のブルベで一番キツイコースがこれでしょう。
パノラマ昆布岳300
大体、AJ北海道さんで「パノラマ」というのがついたコースはロクなもんじゃありません。いや元に、チャレンジしがいのあるコースです。
2012年の新パノラマ300の獲得標高は4,333m、平均勾配1.44%で、最後の最後に支笏湖のポロピナイの坂を登らすという鬼の様な、いや、最後まで楽しませてくれるコースでした。
2014年と2015年(2015年はDNS)の新パノラマ300の獲得標高は4,063m、平均勾配1.34%と少し減ったものの、毛無峠、ニセコヒルクライムのコース、新見峠、トーマル峠の四本柱の山岳コース。古平の手前で犬に吠えまくられるというオプション付きでした。
そして今回、昆布岳とは言いつつも、毛無峠と樺立トンネルを越えて、ニセコヒルクライムのコースを走るところまでは、以前の新パノラマ300と同じです。更に五色温泉から神仙沼まで登らせて頂けるというサービスぶり。昆布岳の周りを走りつつ、一度海抜0mの豊浦まで降りてから、再び登って樺立トンネルや冷水峠を越えるコースとなっています。獲得標高も4,169m、平均勾配1.38%と堂々した山岳コースです。
「生半可な覚悟ではタチウチできない山岳コース」の再来と思えるコースです。
完走すれば「パノラマー」と称賛される事、間違い無しです。
ヒルクライマーのHAYAさんには、翌週のニセコヒルクライムの練習も兼ねて、ピッタリのコースだと思います。


ここで申し上げておきますが、
今回は私が注目しているブルベという事で、私が出るブルベじゃありません。
そこのところをお間違えなく
特にパノラマ昆布岳300は一番暑いと思われる時期の山岳コース。

・・・・。

す、す、涼しくて良いよねぇ~!(大汗)


(つづく)