お久しぶりです。
久々の更新です。

着る毛布に包まっているうちに、3月も終わろうとしています。
北海道でも今年の自転車シーズンが始まったようで、気の早い人は日高方面で走り始めているようです。
私の方は、ママチャリで3km程走っただけで、ロードバイクには1mmも乗っていません。
私の中で、去年のような北海道1200というようなものが無い為、今年のブルベのモチベーションがもう一つ上がっていないのが原因かもしれません。
昨年すごく良かった十和田クラッシック200も、私があまりにも良かったと言っていたせいもあり、別件で十和田に行く事になりそう(自転車と関係がない)なので、止めました。
今年初めてのコースや昨年走っていないコースもたくさんあるので、そちらを中心にブルべのモチベーションを上げたいものだと考えております。

さて、今年のブルベの初戦ですが、4月30日の『Audax Japan Fleche北海道430』に参戦することにしました。
「フレッシュ」というのは、ブルベをやっている方はご存知でしょうが、
漫画「ろんぐらいだぁす!」で主人公の亜美ちゃんが勘違いしたように、初心者用のブルベではなく、Jリーグ「サンフレッチェ広島」のフレッチェと同じで、フランス語で「矢」という意味だそうです。

本来、個人で参加するブルベを、3人から5人の集団で、24時間で360km以上を走り、ナイスプレイスで落ち合うというブルベです。コースは自分たちで作り、事前に審査を受けるというのも特徴です。

だから、坂の無いコースでも良い訳です。\(^o^)/

この話を初めて聞いたのは、昨年の薄野200をゴールのPCで、Ishi君に聞いたのですが、
その時は正直あまり乗り気では無かったです。
それから昨年の12月初め、大阪のymdさんからヨネちゃんを含めお誘いを頂いた時も、もう一つでした。

だって、4月末の北海道は寒いんだもの!

4月30日未明の過去10年間の最低気温が札幌で3℃から7℃で、郊外ではマイナスと云うところもあり、非常に過酷な状況なんですよ。
大阪生まれのヨネちゃんなんて、
ゴールデンウィーク前半戦でも雪の心配いるんですか?😅
なんて言う始末。

バカモノ!

2013年十勝200の翌日5月6日帯広の写真がコレ。  ■写真提供:penさん
2013年05月06日

アータ、下手こいたら遭難しますから!

何年かに一度は、ゴールデンウィークに雪が降るのよ。
増して山なら尚更でんがな。
北海道の人は、峠を越えるならゴールデンウィークが終わるまでは、冬タイヤ(スタッドレス・タイヤ)が常識です。
そういう事で出ようか出ないか迷っていたら、ymdさんから、
出れないなら出れないで、今生の別れではないでしょうから、また次回という事にしますよ。ご無理なさらず・・・
なんて、やさしい言葉をかけてもらいました。

ここで、私は考えた。
・・・フレッシュは次開催されても、どうせこの時期だろうから、寒いのは変わりない。
・・・細胞が減って来ているジジィには、次回の方がもっと辛いだろう。
・・・「
今生の別れではないでしょうから、」って、必ずしも来年あるわけではないし、北海道のフレッシュに参加できるのはこれが最後かもしれないのだ。

私には時間が無いのよ!by キャンディーズ

・・・寒いのはイヤだけど、他に2017年のブルベの目玉になりそうなものがない。
・・・フレッシュは自分達でコースを作るのだから、平坦で楽なコースにしたら良いんじゃね。
・・・ymdさんもヨネちゃんもグルメに前向き、いや、積極的な人だし、私はグルメを餌にニンジン作戦発動で完走出来るんじゃね。
・・・グルメをハシゴして、寒かったらDNFしやすいコースにしたらイイんじゃね。

ということで、昨年12月12日、ymdさん、ヨネちゃんとフレッシュに参加することにしました。
更に年が明けて、自転車仲間の雨神様じょにーさんも参加したいという事なので、
ymdさん、ヨネちゃん、じょにーさん、私と相方で参戦することになりました。


それで、まずはコースを決めなくてはいけません。
まず、思いついたのは、
平取和牛と白老牛の食べ比べをしたい!

平取和牛と云えば、北海道1200の時行った「じゃんけんぽん」さん
2016年07月18日005
更には、一度行きたいと思っている「くろべこ」さん  ■写真拝借:食べログ
くろべこ
白老牛といえば、「白老牛の店いわさき」さんのサーロイン
  ■写真拝借:食べログ
白老牛の店いわさき
流石に5,000円を超えるのはB級グルメと言えないので、
「牛の里」さん白老バーガーか。
  ■写真拝借:食べログ
牛の里
いやいや、どうせ海沿いなら海の幸ということで、
苫小牧「マルトマ食堂」さんで海鮮丼
2013年10月19日014
海鮮丼ならば、お近くの恵庭の「幸寿司」さんで限定の幸寿司丼
  ■写真拝借:食べログ
幸寿司
同じ恵庭ならば「空海」さんのBigり豚丼も捨て難い  
■写真拝借:食べログ
炭焼豚丼 空海
と、悩む訳ですよ。

マルトマ食堂さんは日曜日は休み、土曜は大体午前中で営業時間が終わる店だ。
札幌から70kmなので、札幌を8時、出来れば7時に出発したい所。
朝早い出発は、夜の眠気を誘うので避けたいのが正直なところ。
苫小牧から残りの300kmの次のグルメの繋がりが難しい。
と、いう事でマルトマ食堂さんは諦めた。

次に本命の平取和牛と白老牛の食べ比べコースは、
札幌中心部から平取までは約100km、5時間。
平取と白老は、普通に行けば約80km、4時間。
平取で昼食を摂るためには、札幌を7時に出発。平取で昼食後、白老に5時過ぎ到着。
このコースの場合も早起きが必要だが、牛の魔力に負けて良しとする。
白老からホロホロ峠に行くのは嫌なので、
海岸線を走り、室蘭から、
洞爺湖、ニセコ、小樽を通って札幌に戻るというコース。

恵庭の幸寿司さん、ないしは、空海さんでお昼を食べるコース。
札幌中心部から恵庭まで30km弱、1時間半程度で着いてしまう。
幸寿司さんは11:30開店、空海さんは11:00開店なので、出発は09:30だろう。
食事をして、平取のくろべこさんに向かうと80km、4時間掛かって、17:00着
それからでは、白老に着くのは22:00で白老牛は食べられないので、室蘭でカレーラーメンだろうか。
その後洞爺湖から喜茂別、中山峠を通って札幌へ戻る。

最後に恵庭から白老へ行くコースだと、恵庭、白老間が65km程度で、4時半頃には着いちゃうので、
白老バーガーを食べて、135km地点の室蘭に着くのは8時頃か。
カレーラーメンを食べて残り230kmなら、長万部を周ってニセコ、小樽を通るコースだろうか。

いずれにしても、この3つのコース、深夜に走る場所が、倶知安、喜茂別くらいしか街がないので、8時以降グルメの場所が少ないのが辛い。
更に、稲穂峠や樺立トンネル、中山峠など後半に坂が多く、それも深夜に走る事になりそうだ。
4月30日未明に峠を登ると考えただけで、雪が降るかもしれないし、寒いだろうし、心が折れる。

坂嫌いの私にとって、これ致命的!よってボツ!

 
ホント、フレッシュは難しい!


(つづく)