(つづきです)
おはようございます。
さっき寝たんですけれどもネ。
ここは、別海町民体育館のアリーナ。現在7月17日(日)、3日目03:04でございます。
スタートしてから46時間が経ちました。
制限時間が90時間ですから、半分は過ぎてしまいました。
今回はアイマスクと昔から愛用の耳栓でぐっすり眠る事が出来ました。
ちなみに、左側にある大きな耳栓は某100円ショップのダ○ソーのもので、うるさくて使い物になりません。
右側の、昔F1ドライバーの中島悟氏が使っていたと同じ物で、ちょっとお高い耳栓は話し声が微かに聞こえても、寝ることが出来ます。
またアイマスクは、こういう時には真っ暗になっても誘導灯(非常口を示す電灯)がついているので、あるとぐっすり寝ることが出来ます。
これは、我が友人が海外旅行をした時の飛行会社のものをお土産に頂いた物ですが、非常に良いです。
600km以上のブルべには必需品ですな!
2時位にトイレに行って、再びぐっすり寝て、気が付いてアイマスクを外したら、体育館の電灯が煌々と点いてました。
というのも、携帯の目覚ましをバイブでセットしていましたが、ドライブモードになっていたので、バイブが作動しませんでした。事前に確認すべきでしたね。
そんなこんなで、3日目、本日の予定は、ここPC5の別海町民体育館を出発し、美幌峠を越えてPC6の北見市自然休養村センターに寄り、ジャージを着替えて、津別、陸別を通り、PC7の足寄を抜け、士幌、鹿追を通って、狩勝峠の麓の街。新得までの316.8km、獲得標高2,027mのコースだ。
布団を片付けて、前日と同じ会議室で朝食を頂きます。
またまた、カップ麺はカレー味。無意識に刺激があるものを欲しているのでしょうか?(笑)
それに、パンにプリン、チーズケーキに牛乳と脈略のない朝食です。
いつの間にかギリギリ隊になっていたようで、残っていたコーヒー牛乳も追加で頂きました。
クローズ時刻とのせめぎ合いをしている私等には、便宜を図って下さいます。
今日も、行かねばなりませぬ!
まずは美幌峠を越えてPC6の北見へ。
03:55 別海町民体育館 出発(予定 03:00)
予定より1時間遅れで、3日目スタート!(ブルべも実生活も借金はイヤなものだ!)
takedaさん、ymdさん、相方と私の4人で走る。
まずは朝霧の中を走り出す。
弟子屈から別海の間で、道路際でこんなプラカードを作って応援してくれた方もいた。
■写真提供:hirohoriさん
この時は朝早いのでプラカードだけが道路際に置いてあったが、
前日ここを通った時には、こんな感じで応援をして下さっていた。
■写真提供:Hana Hungさん
アッザーす!m(_ _)m
そういえば、1日目の愛別でも、以前大雪600や新パノラマ300の時に声を掛けて頂いた、拙ブログにコメントを下さったeditさんが写真を撮りながら応援してくれていた。
editさんが手を振りながら飛び上がって声を掛けて下さった時は、
正直、嬉しくて泣けました。
editさんは今回ボランティア・スタッフもされていた。
つくづく、AJ北海道の方々や全国から集まったオダックス・ジャパンの方々、ボランティア・スタッフの方々、そして路上で応援して頂いた方々、皆さんのサポートがあって走る事が出来ていると感謝に堪えません。
本当にありがとうございます。m(_ _)m
そう云う事が分かっただけでも、参加した甲斐があったと思っています。
05:49 685.6km地点 虹別通過(予定 05:00)
ステルス峠を登って、仁多スノーシェルターを通って、
06:40 705.7km地点 弟子屈通過(予定 06:00)
そのまま通過の計画だったが、これから美幌峠を登らにゃならないので、ローソン弟子屈摩周店さんで朝食休憩。
おにぎり2個に、今日も朝からレットブル!
もう、ドーピング状態ですわ
07:10 ローソンを出発。
予定よりも1時間10分遅れだが、
「峠を登る前に喰っとけ!」
これ私の中では、基本中の基本!
途中で本格的な登りに入る前にウィンドブレーカーを脱いで、美幌峠を目指す。
調子の悪い相方がいるので、励ましながら行こうと思っていたら、お腹に異変が・・・
人間の尊厳を守る戦いが勃発してしまった。
こうなれば、調子の悪い相方よりも、私の尊厳が大事
限られた時間の中で、美幌峠を登り、頂上のあの名所?に辿り着かねばならない。
お尻に力を入れない様にして、必死でペダルを回しましたワ
08:43 736.5km地点 美幌峠到着(予定 08:00)
美幌峠の頂上は霧で何も見えません。
しかし、今はそんな事より、名所?のトイレが大事!
フーッ!
名所?から出て来たところに相方が到着した。
それにしても、峠を登る前に軽量化すべきで、峠の頂上で軽量化するのは如何なものか。
これと似たような事で、
坂を登る時にジャージの前を開けずに汗だくになり、下りで前を開けて体を冷やし過ぎてしまう。
どうして反対な事をしてしまうのであろう。
自分に呆れてしまう。
まっ、それが出来るくらいなら、違った人生を生きていたに違いないけど。(汗)
09:01 再びウィンドブレーカーを着て、美幌峠出発。
ご褒美のダウンヒル!
10分も下ると、峠の頂上の天気は何だったの?という様な青空が広がる。
ウィンドブレーカーを脱いで、PC6の北見市自然休養村センターを目指す。
10:51 783.5km地点 PC6 北見市自然休養村センター 到着(予定 10:00 close 13:06)
予定より約1時間遅れで、やっと戻って来ましたヨ~!
チェックを済ませて、ドロップバックを貰ってから、まずは自転車にチェーンオイルを差しに行く。
それから、お風呂に行き汗を流す。
しかし、湯船に浸からない。
だって眠たくなったら困るでしょ
ジャージ、レーパンを着替えてサッパリしてロビーに戻る。
それではお楽しみのお昼にしましょう!
コチラのカレーライスは2年前も頂いたけど、美味しいのよ。
オイヒー!\(^o^)/!
ちなみにパンと
サラダとオレンジジュースも頂きましたヨ!
だってね。多少遅れているとはいえ、今日の大ボスの美幌峠は終わったので、後は足寄の三笠そばを食べて新得まで行けば良いのだから気が楽なのよ。
出発する前に、タイヤに空気を入れる。
相方のリアタイヤはパンクをした時にCO2ボンベで空気を入れたので、一度すべて抜いて、再度空気入れで空気を入れ替えた。CO2の場合は空気の抜けが早いらしい。
こういう陰ながらの相方への心遣いが大切なのだ。
・・・・
あくまでもNEWフレームとは関係ありませんから。(←関係ないなら一々書くな!(爆))
12:40 takedaさん、ymdさん、yoneちゃん、私と相方の5名で、PC6 北見市自然休養村センター 出発(予定 11:00)
13:34 約20km走った津別のセイコーマートであまりにも暑いのでガリガリ君休憩。
ついでに今日2本目のレットブル投入。
この時、津別は気温25.2℃、風速3.2m/s北東の風。
数字的にはそんなに暑くはないなぁ。でも、暑かったのよ。
13:50 セイコーマート出発。
途中からPIPIさんら東京組と一緒になってPC7の足寄を目指す。
津別からは微かに登っていて、最後の5km位が傾斜がきつくなる鹿の子峠になるわけだが、
その微かに登っている部分が向かい風だった。
takedaさんやymdさんを先頭に進む。
もちろん私は落ちこぼれが無いよう、最後尾から皆の様子を窺いながら走っていた。
ますます向かい風が強くなって来た時、スルスルと前に上がっていく人が。
yoneちゃんです。
いや~、素晴らしい!\(^o^)/!
この向かい風の中、わざわざ関西から来て、風除けになろうとは!
アンタはエライ!
喜んで後ろに付かせてもらうよ。(^_^)v
次から次へと、向かい風に苦戦している人を抜いて行く。
私は最後尾から、抜いた人に、
「後ろについた方がイイすヨ。」
と、まるで自分のトレインの様に声を掛けましたが、何か???
そして、鹿の子峠の勾配がきつくなって、坂の苦手なyoneちゃんが静かに後ろに下がって来た時、
ツール・ド・フランスで仕事が終わったアシストの選手が下がって行く姿とダブリました。
カッコイイ!
何故か私一人、後ろで興奮しておりました。(笑)
15:11 831.0km地点 鹿の子峠通過。
TUTUさんも吸収しました。
15:42 843.5km地点 陸別到着(予定 14:00)
計画ではそのまま通過予定だが、あの向かい風と、予想していなかった鹿の子峠で疲れてしまい、
本日3本目のレットブル休憩。
ネットの情報では、この先足寄から鹿追までが所々雨らしい。
遂に、雨に当たるのか
ここから、本日の予定によって行動が変わって来る。
私と相方、そしてPIPIさんは狩勝峠の手前の新得泊まり。
takedaさん、yoneちゃん、ymdさんは、狩勝峠を越えてPC8のかなやま湖泊まり。
そのうちtakedaさんは眠いので足寄の休憩所に寄るということだ。
それでも、みんなでPC7の足寄のセブンイレブンまで行く事にして、
16:14 陸別セイコーマート出発。
17:32 874.7km地点 PC7 セブンイレブン足寄下愛冠店 到着(予定 15:30 close 21:04)
本日4本目のレットブルを投入して、
17:44 ymdさん、yoneちゃん、PIPIさん、私と相方でPC7出発。
17:52 「丸三真鍋」さん 到着。
当然オーダーは「三笠そば」。
2年ぶりでもやっぱ、オイヒー!\(^o^)/!
出汁が利いて美味しいおつゆにフワッフワッの玉子とじがイイワー!
食事後、夜間装備にする。
お店を出て、出発しようとしたらポツポツ雨が降って来た。
急いで雨具を着て、
18:50 丸三真鍋さん出発(予定 16:30)
足寄の郊外の峠のような坂を登っていると、もう本格的な雨。
折角、北見で新しいジャージとレーパンにしたのに・・・。と思っても仕方が無い。
雨の夜間走行の開始だ。
途中、遅れ気味の相方がいるので、かなやま湖泊りのymdさんとyoneちゃんが先に行く。
士幌のセイコーマートでトイレ休憩。
今回はレットブルではなくて、北海道名物のガラナ補給。
セイコーマートのイートインでは、ymdさん、yoneちゃんはじめ、多くのランドナーが死んでいた(笑)
AJ北海道のyyyさんとiwanさんが見回りに来られ声を掛けて頂いた。
■写真提供:iwanさん
アッザーす!m(_ _)m!
雨は降り止みそうにない為、
21:19 セイコーマート出発。
21:28 917.2km地点 士幌を過ぎて、国道274号に入る。(予定 18:30)
セイコーマートを出る間際、足寄の休憩所に寄ったtakedaさんが追いついて来た。
私等の集団は私と相方、PIPIさんは新得泊まりで、他の3名の関東の方?は、かなやま湖泊まりのようだ。
ymdさんとyoneちゃんの集団は少し先に出発して、テールランプが見える。
takedaさんに、「二人は先に行ったよ。頑張ればすぐ追いつくんじゃない?」と言ったら、追いかけて行った。
21:52 しばらく走って行ったら、道路の隅で止まっている人が。
takadeさんでした。
どうもパンク(taoedaさんのタイヤはチューブレスで、結局サイドカットだった)をしたらしい。
雨で暗くて見えにくいところで、要らないことを言ってしまったかと申し訳なく思った。
「大丈夫だから、先に行って下さい。」と言われたが、
ここは、街灯もなく、雨を防ぐ庇も無いところで、一人でタイヤ交換は大変なことだ。
何人かで自転車のランプやヘッドライトで照らせば作業も捗るだろうし、心強いだろうと思って、見守っていた。(手伝ってはいない チューブレスなんて大嫌いなんだもの)
PIPIさんはじめ、関東の方々も何も言わないのに、ご一緒してくれていた。
ありがとうございます。m(_ _)m
なんか、ランドヌールの連帯感を感じましたヨ。
22:12 タイヤ交換終了。
出発してしばらくして、takedaさんは公衆便所で、トイレ&手洗い休憩で離脱。
他の7名位で真っ暗の雨の中を進む。
瓜幕の道の駅で何名かのランドヌールが休憩しているのが見えた。
23:13 946.8km地点 鹿追通過(予定 20:00)
23:40 新得の手前の屈足のセイコーマート 到着。
セイコーマートは24:00閉店が多いため、たぶんここが狩勝峠を越えてPC8のかなやま湖まで行く人には最後の補給地点になるところだ。
我々は新得泊まりだが、最後のおにぎりを補給。
23:54 PIPIさんと私と相方の新得泊り組、セイコーマートを出発
24:16 962.0km地点 新得の入り口(予定21:00)でPIPIさんと別れ、我々は泊まる所へ向かった。
美幌峠を越えたら後は楽だと思ったら、向かい風と鹿の子峠、そして最後は雨の夜間走行とやはり一筋縄にはいかなかった。
連日の疲れも出て来て、ついつい予定外のコンビニで休憩を摂ってしまった。
予定より3時間ちょっとの遅れ。
予定は予定ですから。
スタートから67時間と16分 ゴールまであと242km。
(つづく)
おはようございます。
さっき寝たんですけれどもネ。
ここは、別海町民体育館のアリーナ。現在7月17日(日)、3日目03:04でございます。
スタートしてから46時間が経ちました。
制限時間が90時間ですから、半分は過ぎてしまいました。
今回はアイマスクと昔から愛用の耳栓でぐっすり眠る事が出来ました。
ちなみに、左側にある大きな耳栓は某100円ショップのダ○ソーのもので、うるさくて使い物になりません。
右側の、昔F1ドライバーの中島悟氏が使っていたと同じ物で、ちょっとお高い耳栓は話し声が微かに聞こえても、寝ることが出来ます。
またアイマスクは、こういう時には真っ暗になっても誘導灯(非常口を示す電灯)がついているので、あるとぐっすり寝ることが出来ます。
これは、我が友人が海外旅行をした時の飛行会社のものをお土産に頂いた物ですが、非常に良いです。
600km以上のブルべには必需品ですな!
2時位にトイレに行って、再びぐっすり寝て、気が付いてアイマスクを外したら、体育館の電灯が煌々と点いてました。
というのも、携帯の目覚ましをバイブでセットしていましたが、ドライブモードになっていたので、バイブが作動しませんでした。事前に確認すべきでしたね。
そんなこんなで、3日目、本日の予定は、ここPC5の別海町民体育館を出発し、美幌峠を越えてPC6の北見市自然休養村センターに寄り、ジャージを着替えて、津別、陸別を通り、PC7の足寄を抜け、士幌、鹿追を通って、狩勝峠の麓の街。新得までの316.8km、獲得標高2,027mのコースだ。
布団を片付けて、前日と同じ会議室で朝食を頂きます。
またまた、カップ麺はカレー味。無意識に刺激があるものを欲しているのでしょうか?(笑)
それに、パンにプリン、チーズケーキに牛乳と脈略のない朝食です。
いつの間にかギリギリ隊になっていたようで、残っていたコーヒー牛乳も追加で頂きました。
クローズ時刻とのせめぎ合いをしている私等には、便宜を図って下さいます。
今日も、行かねばなりませぬ!
まずは美幌峠を越えてPC6の北見へ。
03:55 別海町民体育館 出発(予定 03:00)
予定より1時間遅れで、3日目スタート!(ブルべも実生活も借金はイヤなものだ!)
takedaさん、ymdさん、相方と私の4人で走る。
まずは朝霧の中を走り出す。
弟子屈から別海の間で、道路際でこんなプラカードを作って応援してくれた方もいた。
■写真提供:hirohoriさん
この時は朝早いのでプラカードだけが道路際に置いてあったが、
前日ここを通った時には、こんな感じで応援をして下さっていた。
■写真提供:Hana Hungさん
アッザーす!m(_ _)m
そういえば、1日目の愛別でも、以前大雪600や新パノラマ300の時に声を掛けて頂いた、拙ブログにコメントを下さったeditさんが写真を撮りながら応援してくれていた。
editさんが手を振りながら飛び上がって声を掛けて下さった時は、
正直、嬉しくて泣けました。
editさんは今回ボランティア・スタッフもされていた。
つくづく、AJ北海道の方々や全国から集まったオダックス・ジャパンの方々、ボランティア・スタッフの方々、そして路上で応援して頂いた方々、皆さんのサポートがあって走る事が出来ていると感謝に堪えません。
本当にありがとうございます。m(_ _)m
そう云う事が分かっただけでも、参加した甲斐があったと思っています。
05:49 685.6km地点 虹別通過(予定 05:00)
ステルス峠を登って、仁多スノーシェルターを通って、
06:40 705.7km地点 弟子屈通過(予定 06:00)
そのまま通過の計画だったが、これから美幌峠を登らにゃならないので、ローソン弟子屈摩周店さんで朝食休憩。
おにぎり2個に、今日も朝からレットブル!
もう、ドーピング状態ですわ
07:10 ローソンを出発。
予定よりも1時間10分遅れだが、
「峠を登る前に喰っとけ!」
これ私の中では、基本中の基本!
途中で本格的な登りに入る前にウィンドブレーカーを脱いで、美幌峠を目指す。
調子の悪い相方がいるので、励ましながら行こうと思っていたら、お腹に異変が・・・
人間の尊厳を守る戦いが勃発してしまった。
こうなれば、調子の悪い相方よりも、私の尊厳が大事
限られた時間の中で、美幌峠を登り、頂上のあの名所?に辿り着かねばならない。
お尻に力を入れない様にして、必死でペダルを回しましたワ
08:43 736.5km地点 美幌峠到着(予定 08:00)
美幌峠の頂上は霧で何も見えません。
しかし、今はそんな事より、名所?のトイレが大事!
フーッ!
名所?から出て来たところに相方が到着した。
それにしても、峠を登る前に軽量化すべきで、峠の頂上で軽量化するのは如何なものか。
これと似たような事で、
坂を登る時にジャージの前を開けずに汗だくになり、下りで前を開けて体を冷やし過ぎてしまう。
どうして反対な事をしてしまうのであろう。
自分に呆れてしまう。
まっ、それが出来るくらいなら、違った人生を生きていたに違いないけど。(汗)
09:01 再びウィンドブレーカーを着て、美幌峠出発。
ご褒美のダウンヒル!
10分も下ると、峠の頂上の天気は何だったの?という様な青空が広がる。
ウィンドブレーカーを脱いで、PC6の北見市自然休養村センターを目指す。
10:51 783.5km地点 PC6 北見市自然休養村センター 到着(予定 10:00 close 13:06)
予定より約1時間遅れで、やっと戻って来ましたヨ~!
チェックを済ませて、ドロップバックを貰ってから、まずは自転車にチェーンオイルを差しに行く。
それから、お風呂に行き汗を流す。
しかし、湯船に浸からない。
だって眠たくなったら困るでしょ
ジャージ、レーパンを着替えてサッパリしてロビーに戻る。
それではお楽しみのお昼にしましょう!
コチラのカレーライスは2年前も頂いたけど、美味しいのよ。
オイヒー!\(^o^)/!
ちなみにパンと
サラダとオレンジジュースも頂きましたヨ!
だってね。多少遅れているとはいえ、今日の大ボスの美幌峠は終わったので、後は足寄の三笠そばを食べて新得まで行けば良いのだから気が楽なのよ。
出発する前に、タイヤに空気を入れる。
相方のリアタイヤはパンクをした時にCO2ボンベで空気を入れたので、一度すべて抜いて、再度空気入れで空気を入れ替えた。CO2の場合は空気の抜けが早いらしい。
こういう陰ながらの相方への心遣いが大切なのだ。
・・・・
あくまでもNEWフレームとは関係ありませんから。(←関係ないなら一々書くな!(爆))
12:40 takedaさん、ymdさん、yoneちゃん、私と相方の5名で、PC6 北見市自然休養村センター 出発(予定 11:00)
13:34 約20km走った津別のセイコーマートであまりにも暑いのでガリガリ君休憩。
ついでに今日2本目のレットブル投入。
この時、津別は気温25.2℃、風速3.2m/s北東の風。
数字的にはそんなに暑くはないなぁ。でも、暑かったのよ。
13:50 セイコーマート出発。
途中からPIPIさんら東京組と一緒になってPC7の足寄を目指す。
津別からは微かに登っていて、最後の5km位が傾斜がきつくなる鹿の子峠になるわけだが、
その微かに登っている部分が向かい風だった。
takedaさんやymdさんを先頭に進む。
もちろん私は落ちこぼれが無いよう、最後尾から皆の様子を窺いながら走っていた。
ますます向かい風が強くなって来た時、スルスルと前に上がっていく人が。
yoneちゃんです。
いや~、素晴らしい!\(^o^)/!
この向かい風の中、わざわざ関西から来て、風除けになろうとは!
アンタはエライ!
喜んで後ろに付かせてもらうよ。(^_^)v
次から次へと、向かい風に苦戦している人を抜いて行く。
私は最後尾から、抜いた人に、
「後ろについた方がイイすヨ。」
と、まるで自分のトレインの様に声を掛けましたが、何か???
そして、鹿の子峠の勾配がきつくなって、坂の苦手なyoneちゃんが静かに後ろに下がって来た時、
ツール・ド・フランスで仕事が終わったアシストの選手が下がって行く姿とダブリました。
カッコイイ!
何故か私一人、後ろで興奮しておりました。(笑)
15:11 831.0km地点 鹿の子峠通過。
TUTUさんも吸収しました。
15:42 843.5km地点 陸別到着(予定 14:00)
計画ではそのまま通過予定だが、あの向かい風と、予想していなかった鹿の子峠で疲れてしまい、
本日3本目のレットブル休憩。
ネットの情報では、この先足寄から鹿追までが所々雨らしい。
遂に、雨に当たるのか
ここから、本日の予定によって行動が変わって来る。
私と相方、そしてPIPIさんは狩勝峠の手前の新得泊まり。
takedaさん、yoneちゃん、ymdさんは、狩勝峠を越えてPC8のかなやま湖泊まり。
そのうちtakedaさんは眠いので足寄の休憩所に寄るということだ。
それでも、みんなでPC7の足寄のセブンイレブンまで行く事にして、
16:14 陸別セイコーマート出発。
17:32 874.7km地点 PC7 セブンイレブン足寄下愛冠店 到着(予定 15:30 close 21:04)
本日4本目のレットブルを投入して、
17:44 ymdさん、yoneちゃん、PIPIさん、私と相方でPC7出発。
17:52 「丸三真鍋」さん 到着。
当然オーダーは「三笠そば」。
2年ぶりでもやっぱ、オイヒー!\(^o^)/!
出汁が利いて美味しいおつゆにフワッフワッの玉子とじがイイワー!
食事後、夜間装備にする。
お店を出て、出発しようとしたらポツポツ雨が降って来た。
急いで雨具を着て、
18:50 丸三真鍋さん出発(予定 16:30)
足寄の郊外の峠のような坂を登っていると、もう本格的な雨。
折角、北見で新しいジャージとレーパンにしたのに・・・。と思っても仕方が無い。
雨の夜間走行の開始だ。
途中、遅れ気味の相方がいるので、かなやま湖泊りのymdさんとyoneちゃんが先に行く。
士幌のセイコーマートでトイレ休憩。
今回はレットブルではなくて、北海道名物のガラナ補給。
セイコーマートのイートインでは、ymdさん、yoneちゃんはじめ、多くのランドナーが死んでいた(笑)
AJ北海道のyyyさんとiwanさんが見回りに来られ声を掛けて頂いた。
■写真提供:iwanさん
アッザーす!m(_ _)m!
雨は降り止みそうにない為、
21:19 セイコーマート出発。
21:28 917.2km地点 士幌を過ぎて、国道274号に入る。(予定 18:30)
セイコーマートを出る間際、足寄の休憩所に寄ったtakedaさんが追いついて来た。
私等の集団は私と相方、PIPIさんは新得泊まりで、他の3名の関東の方?は、かなやま湖泊まりのようだ。
ymdさんとyoneちゃんの集団は少し先に出発して、テールランプが見える。
takedaさんに、「二人は先に行ったよ。頑張ればすぐ追いつくんじゃない?」と言ったら、追いかけて行った。
21:52 しばらく走って行ったら、道路の隅で止まっている人が。
takadeさんでした。
どうもパンク(taoedaさんのタイヤはチューブレスで、結局サイドカットだった)をしたらしい。
雨で暗くて見えにくいところで、要らないことを言ってしまったかと申し訳なく思った。
「大丈夫だから、先に行って下さい。」と言われたが、
ここは、街灯もなく、雨を防ぐ庇も無いところで、一人でタイヤ交換は大変なことだ。
何人かで自転車のランプやヘッドライトで照らせば作業も捗るだろうし、心強いだろうと思って、見守っていた。(手伝ってはいない チューブレスなんて大嫌いなんだもの)
PIPIさんはじめ、関東の方々も何も言わないのに、ご一緒してくれていた。
ありがとうございます。m(_ _)m
なんか、ランドヌールの連帯感を感じましたヨ。
22:12 タイヤ交換終了。
出発してしばらくして、takedaさんは公衆便所で、トイレ&手洗い休憩で離脱。
他の7名位で真っ暗の雨の中を進む。
瓜幕の道の駅で何名かのランドヌールが休憩しているのが見えた。
23:13 946.8km地点 鹿追通過(予定 20:00)
23:40 新得の手前の屈足のセイコーマート 到着。
セイコーマートは24:00閉店が多いため、たぶんここが狩勝峠を越えてPC8のかなやま湖まで行く人には最後の補給地点になるところだ。
我々は新得泊まりだが、最後のおにぎりを補給。
23:54 PIPIさんと私と相方の新得泊り組、セイコーマートを出発
24:16 962.0km地点 新得の入り口(予定21:00)でPIPIさんと別れ、我々は泊まる所へ向かった。
美幌峠を越えたら後は楽だと思ったら、向かい風と鹿の子峠、そして最後は雨の夜間走行とやはり一筋縄にはいかなかった。
連日の疲れも出て来て、ついつい予定外のコンビニで休憩を摂ってしまった。
予定より3時間ちょっとの遅れ。
予定は予定ですから。
スタートから67時間と16分 ゴールまであと242km。
(つづく)
コメント
コメント一覧 (10)
みんなに見守られながらの修理は、なかなか緊張してしまいましたが、スタート前日に前後2本の交換をやっていたので、割りとスムースに事を運ぶことができました。
あの雨の中、立場が逆だったら、私はその場に残ったでしょうか。mugenさんのやさしさに涙が出そうになりましたよ。
PIPIさんや関東のみなさんもありがとうございました。
いえいえお互い様ですから。
ホントにあの雨の中で、真っ暗で、ほとんど人も車も通らない、あの場所で一人でパンク修理はキツイですよ。
お手伝いは出来ないものの、せめてライトを照らしてあげて、見守ることしか出来なかったのですが、お役に立てたとしたら良かったです。
私が要らない事を言わないで、集団で走っていれば、パンクは防げたかも知れなかったので、申し訳ない気もしてましたしね。
でも、あの悪い環境の中で、一発でタイヤのビードが上げたのは、大したものだと思いました。
私じゃ無理ですもの。
カッコ良かったですよ。
久しぶりにチューブレスに挑戦しようかな?って思いました。
みんなで走って楽しそうだなぁ・・・。
私もパンクされている方がいたら声はかけますが、「大丈夫です~」というお返事をいただいたらそのまま走り去りますw
この頃になってくると、周りは大体同じペースで走る人同士なので、走りやすいですよね。
PCやコンビニで会うことも多いので、なんとなく知っているし、同志的な感覚です。
私もパンクの方がいても、声を掛けるだけがほとんどですが、
あの状況なら私だけじゃなくてpenさんも付き合うと思いますよ。
ホントに酷い環境でしたから。
そこで、あれだけ素早くチューブレスタイヤを交換できるなんて、スゴイと感心しましたよ。
私じゃ出来まヘン(汗)
士幌~鹿追間のパンクのくだりは、すばらしいな~
あと、ステルス峠で思ったのですが、あそこは西別川水系から釧路川水系への分水嶺なので当然峠です。鹿の子峠は網走川水系から利別川水系へ、この先も、十勝川→空知川(狩勝峠)、空知川→鵡川(金山峠)、鵡川→沙流川(日高峠)、沙流川→鵡川(義経峠?)と、峠名より川の名前で峠の位置を把握している私は、、変ですね。
最後に「義経峠」、今調べると、ルートだった道道59ではなく、平取から東に延びる道道80にあり、あれれ、、Qシートが間違っていたかも??
takedaさんのパンクの件は、ブルべライダーとしての一体感があって良かったなと思っています。
誰しも少しでも早く目的地に着いて睡眠を摂りたい所で、自然と集まって、ライトで照らして上げられたのはイイですよね。
分水嶺とか○○水系という視点で峠とか坂を見たことはなかったです。
勉強になります。
ただ、峠の名前があると上り坂でも多少諦めがつくのですが、ないと想定外なので、
「なんなのよ!」って腹が立つんです。(笑)
義経峠はQシート合っているんじゃないですか。
もう、過ぎたことなんで、別にイインですけれどもね。
私、前を見て生きているものですから(笑)←反省が足りないとも言う(爆)
僕は寝れない心配より、起きれない心配をしなければいけない体質なんですが、出発直前Y田代表の情報により、仮眠所でも安心して使える振動(激震)アラーム腕時計を準備して臨みました。結果、大失敗。別海で全く気付かず大寝坊。スタッフさんの後片付けで目が覚めました・・
いやー焦りましたよ。1200終わったかと落胆してたところに朝食会場でmugen御一行様をみかけた時は少し安心しました。別海出発時僕は最後尾に落ちたんですが、そこからもペースが上がらず、mugenさんははるかかなたと思っていた先に弟子屈でお会いした時は本当うれしかったです。(曳いてもらえる!!いや、懐かしい北海道チームの面々と一緒にはしれる!)
と思ったら、美幌峠では先行するmugenさんに追いつくどころか離される一方。その時は存じませんでしたが、人間の尊厳を守るパワーの神髄を拝めてラッキーでした。
足寄のそばは評判通りのおいしさでした!大盛を完汁してしまいました。
雨の十勝地方~狩勝はこの旅一番の苦行ポイントでしたね。mugenさんは新得であったかい布団があるんだから、我々はがんばって狩勝を超えましょう、とyoneちゃんさんと走り出したはいいが士幌のコンビニで力尽き・・その時にiwanさんやyyyさんと楽しく会話するmugenさんの声で起きましたが、mugenさんの元気に圧倒されましたね。
takedaさんのパンク場面にもし自分が出会ってたら余裕のなさでスルーしていたかもしれません。この優しさがあるもんだからmugenさんの周りにはいつも列車ができるわけですね。改めておみそれしました。
ということで持ち上げるだけ持ち上げ、来シーズンは奥様ともどもNew Bike mugen家とまたご一緒できる機会を楽しみにしています!
お疲れ様でした。
翌日からお仕事、さすがと感心しております。
ymdさんが新車にしてから早くなったので、久しぶりにご一緒出来て嬉しかったです。
それも今から思えば、一番キツイ別海からの3日目で、坂とか向かい風の苦しい時に突然と現れてありがとうございます。
足寄の三笠そば、気に入ってもらえて良かったです。
自転車乗りには、あの出汁の効い汁が良いですよね。
今回はPC2の遠軽以降、だれかかれかが一緒に走ってくれたおかげで、相方が完走出来たと思っています。
ymdさんにも相方に代わって、お礼申し上げます。
夫婦共々NEW BIKEかはどうかわかりませんが、また一緒に走って下さいね。(^_^)v
一緒について行っては、美幌峠で迷惑をかけると思い、別海をこっそりと1時間前に抜け出してすみません。
でも、何とか美幌では喰われずに北見自然休暇村まで逃げ切りましたが、殆ど変わらずに到着されたので、やっぱmugenさんの貧脚は詐欺ですよね。
というか、頂上ゴールのスパートをかけていたなんて、札幌のパンターニと呼ばせていただきます。(笑)
でも、薬はだめですよ!
と言いながら、私はこの別海から右ひざが痛み出だし痛み止めのドーピング漬け。
痛み止めも残り少なくなって、ゴールまでの時間を計算したらどうしても数が足らない所、ymdさんに痛み止めをわけていただき助かりました。
ymdさんありがとうございます。
今回は、いつものランタンルージュポジションから、mugen列車を牽くことができて光栄です。
これで、少しは一流ランドヌールに近づけましたかね?
それでも、結局は鹿の子峠の登りは奥様について行くのもやっとだったのですが・・・。
奥様も本調子だったらどれだけ置いて行かれたことか・・・。
そっか、奥様は合わせてゆっくり走ってくれていたんですね。
ありがとうございます。(^_-)
津別から鹿の子峠のヒーローは間違いなくyoneちゃんですよ。
あの向かい風の中、果敢に前に出て皆を牽く姿、目に焼き付いていますよ。
それで、前にいる人達を次々パスして、最後にそっと下がって来る。
それを見ていて、興奮しましたよ。(私一人かもしれませんが(爆))
今回牽いて貰ったので、yoneちゃんも一流のランドヌールの仲間入りですね(爆)
mugenの前を走った男として胸を張って生きていって下さい。(たくさんいるんですけれどもね(笑))
札幌のパンターニなんてとんでもない、私は相方の発射台と呼ばれているんですから。
相方は今回は体調が悪く遅かったのですが、本調子の相方だったら、私は足元にも及びません。
ですから、新しいフレームが必要なのです!
そう、思いませんか?(←何故か同意を求める私(笑))