早いもので、今年の大目標
「BRM709北海道1200km納沙布岬」まで、100日を切ってあと95日。
そこで、題して、
たぶん世界で一番早いBRM709北海道1200km納沙布岬に向けてのブログ」
(自転車は遅いので、せめてブログだけは早く
1200pre
誰が考えたか、札幌から東の最果て納沙布岬まで往復するブルベが7月9日夜9時から行われる。
定員がすぐ一杯になると聞かされ、わけも分からず人混みに紛れて通ってしまったエントリー峠。
冷静に考えれば、1200kmといえば、今まで一度に走った事のある距離の倍。
去年の大雪600後、二度とこんな距離は走らないと固く誓った私。
その誓いも空しく、「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」の典型的なパターン。
無茶でんがな(涙)
しかし、そこは貧乏人!
参加費27,000円。(3泊の宿泊料金込みですから安いとは思っています)
まして、DNFをしようものなら、更に帰ってくるのに交通費がかかる。
無駄には出来ない!追加料金は払えない!
貧乏人の意地を見せてあげようじゃないですか!!

自他共に認める貧脚の私が、1200kmを完走する為には、十分な準備小ズルイ知恵が必要なのだ。
まだ北海道は今年のブルベが開催されていないが、今の時期から少しずつ準備をしていきたいと思う。
「先んずれば人を制す」である。

まず第一弾として、脚力の大幅な伸びを期待できない私にとって、装備位しか活路を見出せないと思うのだ。
そこで、装備の検討しよう。

自転車はもちろん3号車KUOTAのKURARO(クラ朗君)
2013年11月02日024
そもそも昨年の大雪600の為に購入するも、うまく乗りこなせず、昨年の最後のブルベの大夕張200しか参加していない。北海道1200kmで使わなければ、何時使うの?ってなもんだ。
私の様な貧脚では、2号車のTCR2のジャイアン君との違いは正直、大して分からない。
レースをするわけではないので、急加速や必死でもがくこともない。
増してや、ブルベ装備をした日には、自転車の軽さもよくわからない。
雑誌で評価をしている方の世界とは別次元なのだ。
てっきりカーボンになれば、手稲山は30分だと思ったら、きっちり40分以上掛かったし
ただ、振動吸収性はカーボンとアルミの違いはわかる。
それと一番の違いはモチベーションだろうか。
だって、「見栄サイクリスト」を目指してますから(爆)

タイヤ:Panaracer(パナレーサー)ツアープラス ブルベエディション(700×26C)
2014年03月15日002
今シーズンのタイヤは昨年買っておいた、これ。
ランドナーの心を掴むブルベエディションって名前。(←メーカーの思う壺)
2014年03月15日004
そして、さすがはMADE IN JAPAN。
1.タイヤにおヒゲがない。
 おヒゲがあれば、フレームの塗装を傷つけるので、爪切りで一つ一つカットしなければならない。
2.タイヤのマークのあるところには薄い保護フィルムがついてる。
 装着したら剥がすけど、マーク命。

期待しちゃうじゃないですか。
ただ、26Cになるとタイヤの周長が変わるので、サイクルコンピュータの設定を変えるのが面倒だ。

チューブは、これまた去年買っておいたBRIDGESTONEEXTENZAを初めて使おう。
2014年03月25日001

ホイールはいつも使っている、Shimano WH-7900 C24
この前のチューブレスタイヤと違い、すんなり装着完了!
クリンチャー、サイコー!!

2014年04月02日002
2014年04月02日003
ついでに重さを計ってみた。
当家には体重計しかないので、両輪を乗っけて計ってみたら、
2014年04月02日004
ちょっと見難いが2.4kg。
カタログ上では、1395g(ホイール)+258g(スプロケ)+240×2(タイヤ)+67g×2(チューブ)+53g(リムテープ)=2320gなので、こんなもんか。

ついでに先日タイヤを装着したEaston EA90RTはというと、
2014年04月02日005
こちらも見難いが、2.5kg。
カタログ上では、1550g(ホイール)+258g(スプロケ)+265g×2(タイヤ)=2338g+20g位(シーラント)
カタログ上では18g+シーラント材の差だが、実際は100g弱重いみたいだ。
だからどうなのかは分からない(爆)


ハンドル緩衝材:FIZIK BAR:GEL
2014年03月14日001

2014年03月14日002
どうもフォームが悪いのか、体幹が弱いのか、体重のかけ方のバランスが悪いのか、
400km以上の長い距離を走ると、親指、人差し指、中指が痺れるのだ。
今更、腹筋、背筋を鍛える気が無いので、バーテープの下にゲル状の緩衝材を入れようと思う。
このバーテープ自体は、1号車に使って、今回はBAR:GELだけを使用する。
これを入れると、ハンドルが少し太くなるので、ハンドルの感覚は野暮ったい。
「見栄サイクリスト」を目指す私としては、手の痺れ予防の為といえ苦渋の選択だ。
感触はもっとプニョプニョするかと思ったら、思ったより硬い。
少し乗ってみないと実際の効果のほどは、良く分からない。

カメラ:PENTAX WG-3 GPS
2014年03月25日002
ここで、何故カメラと思ったあなた。
先頭のほうで、時間との戦いをしている方と違い、
私の場合ブルベの最中、次に何を食べるか考えるか、思い出作りに写真を撮ること位しかする事がないのである。
よって、私にとってカメラはモチベーションを維持するための重要な装備なのである。

去年まで持ち歩いていたパナソニックのカメラが、ジャージの背中に入れていたせいで湿気の影響だろうか、去年の秋辺りから電源が入らないことが度々起きるようになった。
本桐400で雨に当たったせいか、美瑛センチュリーライドで過去3回落下させたせいかもしれない。
そこで耐衝撃性能と防水性能のあるデジカメが欲しかった。

手袋をしても使いやすいとか、撮影モードがどうとか色々条件を考えていたのであるが、途中で面倒になった。
そこでペンタックスがリコーの完全子会社になり、3月にリコーで新製品がで出たために、ペンタックスが今後どうなるか分からないが、なんとなく(ブランド名は残ったとしても)純粋なペンタックス製品は最後のような気がした(実際のところは良く知らない)のでWG-3にした。
最終的には心情で決めたのだ。
というのも、今から40年前、今は亡き親父に買ってもらった初めての一眼レフがペンタックスだったのだ。
その後、自分で買った一眼レフはオリンパスで、デジカメもオリンパス、パナソニック、ニコンとペンタックスとは縁が無かったが、なんとなく今回はペンタックスが欲しくなった。
時は消費税増税前の混雑している時で、ヨドバシカメラやビックカメラは既にリコーの新製品に変わっていたが、某ヤ○ダ電気だけは、在庫処分として安かったのもあって購入した。(こっちが本当の購入の動機だが)
従って、使いやすいかどうかは、今のところ分からない。ただ重いことだけは分かる。
今から使い方を熟知して、北海道の大地を、朝焼けを、一緒に戦う同志を撮りたいと思う。


GPS:GARMIN etrex20J
2014年04月02日001
これは、去年の大雪600完走後、この北海道1200の為に購入し、
初めて使った本桐400の時は使い方が分からなくて試行錯誤しながら走り、
ゴールする頃になんとなく使い方が分かったという代物。
(私の場合、新しい物を購入すると、商品の到着が間に合わないか、最初の1回は使い物にならないらしい。)
電源が単3電池なのでコンビニで購入出来るのと、防水性能が高いのと、義父に山菜取りの場所を教えてもらった時の記録に使えるのがポイントである。
ブルベで疲れてくると、普段なら当たり前に出来ることが出来なくなるので、余計な神経を使わないことが大切なのだ。
このGPSの場合、経由地(頂上だとか、坂の一番下がった所)までの距離がわかるので、上り坂の場合あとどの位続くのかが分かって、心が折れてしまう時があるのが問題である。(設定を変えれば良いのだが、怖いもの見たさで、つい、そういう設定にしてしまうのだ
GPSは邪道だという意見もあるが、私のような貧脚には安全に繋がるので使わせてくださいな。
(もちろんキューシートは持っていきますし、コマ図も作って持って行きますよ)


フロントバック:オーストリッチのフロントバックF-516+モンベルのフロントバックフレーム+リクセンカウルのブラケット
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昨年の大雪600の時に初めて採用し、その後、本桐400の豪雨にも耐えたフロントバックセット。
上部のマップケースがランドナーらしくてお気に入り。
走りながらアクセス出来るので非常に便利。(危ないので、信号待ちとか相当余裕のある時しかしないけど)
唯一そして最大の欠点は、重量。
バック自体も重いが、物がたくさん入るので、ついつい入れて更に重くなることだ。
少ない荷物に軽装で走ってみたいが、貧脚には似合わないので、これをつけてカタツムリの様に走ろうと思う。


とりあえず、これがBRM709北海道1200kmに向けた装備だ。
基本400km以上の仮眠を摂るブルベの装備とほぼ同じである。

他の細かいブルベ用の装備については次回につづく。