7月5日に終了した「せたなライド」。
本当に楽しかったな~。
その後、せたなライドに参加しなかった自転車仲間から、
「せたなライド、良かったらしいじゃない。」とか、
「せたなライド、すごく食べ物良かったらしいって聞いたけどホント?」という話やら、
「来年はせたなライド行くわ!」という参加宣言まであり、私の周りでは非常に高評価だ。

もちろん私は、「すごかったわ!」「喰いきれんかったので、来年はリベンジするわ。」とか、云っているのだけれども、せたなライドが終わった後も余韻は続いている。

この手のサイクリングイベントでは、完走すると完走証なるものがゴール後頂けるのであるが、せたなライドでは、ゴール後、前後に付けていたゼッケンの内、片方が回収されて、後日ゼッケンと完走証が一緒にパウチされて郵送せれてきた。
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どことは云わないが、名前すら入っていない完走証をその場で渡されるイベントもあるのにその差は歴然だ。
更に、その封筒にはアンケートが入っており、今回の感想を書く事が出来、来年への更なるグレードアップを図ろうという実行委員会の意欲と本気度が垣間見れた。

イベント当日集められた絵馬も、翌日実行委員の方の手で、秘境の太田山神社に奉納される模様は、FacebookにてUPされ、本当に素晴らしいイベントであったと感じたものだ。
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イベント終了から2週間過ぎ辺りから、Facebookを通してせたなライドの写真がUPされるようになり、このお盆に大体の写真がUPされたようだ。
この手のサイクルイベントでは、イベント専属カメラマンによる公式写真が特定サイトでUPされるのが一般的だ。サイト上では、ハードコピーされる時のことを考え、ど真ん中に文字を入れて、欲しけりゃ買いなさい!状態になっているのが普通だ。
まあ、商売だから気持ちは分かるのであるが、例えば家族3人で参加した私の場合、写っている写真も多いわけで、大会参加費以外に中々そういうお金が出ないのが実情だ。(きっと皆もそうだと思う。そうであってほしい
大体1枚800円程度して、私の様な貧乏人には買っても1枚づつ、大概は画面のハードコピーで満足するしかないのが普通である。

しかし、せたなライドは違う!

イベント当日、カメラマンの方がいるのは分かっていたが、いつもの様に高い写真になるのだと思っていたら、Facebookで無料でUPされているではないか。
いよっ、太っ腹!(私の腹の事ではありません。←しょうもない事を言いました。m(_ _)m)
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これには、正直驚いた。
だって、普通金取るべ。


私の様にカメラを持って走っている者にとって、相方の写真や景色の写真はあっても、自分の写真はないので、自分の写っている写真は欲しいのであるが、1枚800円は貧乏人には高すぎる。
欲しいけれども買えないのが実情だ。(皆もそうだと云っとくれ!)
増してや、知っている人の写真は買えるわけがない!
ところが、せたなライドは無料なので、自分がちょっとでも写っている写真や景色の写真をダウンロードすること60枚。
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1枚800円なら、48000円だわ!

ありがたい事である。

正直、ここがせたなライドと他のサイクルイベントの違いであるように思うのだ。
せたなライドは、自転車乗りの立場から考えられたイベントなのだ。

サイクリングをしていて、
「こういうきれいな景色の中を走りたいな」
「こんな景色のところで、地元の食材を食べられたら良いな」
「自転車を停めるには、バイクスタンドがあったら良いな」
「ここは良い景色だから、自転車を停めて写真撮りたいな」

等など、本当に自転車乗りのことを考えられているイベントだった。

そして、せたなライドを思い返す度に、せたな町の方々の、暖かい声援を思い出すのだ。
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FacebookにUPされている、町民の方々の生き生きとした表情を見ると、本当にその場に参加出来て幸せだったと思うのだ。
(写真にはないけれども、特に旧大成町市街の声援は感激物だった。だって坂の上にあったしね

せたなライドからひと月以上が経ち、次へと思うところもあるが、
こういう素晴らしいイベントが、道南の小さな町(←失礼)で行われていることを、一人でも多くの方に知って頂きたいと思う今日この頃だ。


(おわり)