stakahashi君とは、一昨年、彗星の様にブルベ界に現われ、
昨年、途中で中止になった北海道1200で、2人しか辿り着けなかった納沙布岬に最初に到達した男だ。
現在日本にいるブルベ参加者の中で、最も速いランドヌールの一人と言って過言ではないであろう。
片や私mugenは、3年前、こちらも彗星の様にブルベ界に現われ、
昨年、途中で中止になった北海道1200で、グルメをしていないと自走で三笠そばを食べて帰って来た男だ。
現在日本にいるブルベ参加者の中で、最もグルメに対するこだわりのあるランドヌールの一人と言って過言ではないであろう(笑)
その二人が純粋に速さを競うのだ。
数多いランドヌールの中でも、stakahashi君に挑戦状を叩きつけられる人間はそうはいない。
ルールはこうだ。
この様似400のコースは、札幌から様似までの完全往復コースの為に、先頭のライダーとは何処かですれ違うのだ。
stakahashi君の速さを、快速ランドヌールの三船さんや黒澤さん、落合さんが基準としている25km/h(休憩を含めてだから相当速い)として、私のスケジュールに重ね合わせると、
15:33 スタートから167km地点の町役場三石庁舎前の交差点ですれ違う計算になる。
従って、それより向こう(様似側)ですれ違えば私mugenの勝ち、
それより手前(静内側)ですれ違えばstakahashi君の勝ちだ。
私は紳士として、早く着くためにお約束のグルメを止める様な卑怯な手は使わず、正々堂々とした戦いをするつもりだ。
一部では、それではstakahashi君が240km、私mugenが167kmで、73kmもの距離の差があるのは不公平じゃないかと云う意見もあるようだが、50歳を過ぎた私がわざわざstakahashi君の土俵に上がってやったのだから、別にそれで良いのだ(爆)
13:25 「ちょいす」さん出発。(予定14:30)
予定よりも1時間も早いので楽勝と思い、いつもの如く4人の最後尾に構えていたが、
もしかしたら、快速のアダムさんとピーターさんの両外人を従えて、向こうも予定よりも速い可能性があると思い、途中から私が先頭で三石を目指した。(←肝心なところはエースの出番ですから(笑))
14:08 167km地点 町役場三石庁舎前の交差点に到着。(予定15:33)
勝った~!\(^o^)/
50過ぎても、やれば出来る!(←なんか違う気もするけれども)
更に、すれ違う決定的な瞬間をカメラに納めようと、私が先頭で走っていると、
14:25 175.5km地点 三石温泉横の坂で、予想通りアダムさんとピーターさんと3人でやって来た。
私は決定的な写真を撮ろうとカメラのシャッターを押した。
が、撮れていなかった(涙) オーマイガー!■写真はストリート・ビューから拝借
よりによって、こっちが上り坂の時に来るんじゃない!(怒笑)
上り坂だからペダルを漕がなきゃならないし、挨拶しないといけないし、シャッター押さないといけない。
そんなにいっぺんに出来ません!
しかしながら、彼等は速い。
たぶん、三石の交差点には、14:40には通過していただろうから、stakahashi君も私の予想より50分以上速い事になる。
改めて、無謀な戦いを挑んだものだ(汗)
それでも、今回は私の完全勝利と言って間違いないだろう。
その後、overさん曰く、「ペースが落ちたよね」と言われながらも、私が先頭でPC2へ。
だって、静内から様似まで、平坦で追い風だったんだもの(嬉)。ここで一応牽いておかないとね。大人ですから(笑)
15:29 PC2 204km地点 様似のセイコーマート到着(17:30)
この辺りから、昨夜の寝不足と、美人女将に会う事とstakahashi君との勝負の疲れが出てきた。
危惧していた『祭りのあと』状態だ。
お腹があまり空いていないので、眠気を抑えるためレットブルを飲んで、補給食に大福を買って、
15:52 PC2 出発。
いつもの定位置の最後尾で復路を走る。
来る時が追い風っていう事は、帰りは当然向かい風ですもの。
日が沈む前に、夕食ポイントの静内を目指す。
途中、後続の参加者と挨拶を交わしながら走る。
これが、往復コースの良さであるし、または、辛さでもある。
stakahashi君のデビューの雄武400の時は、とんでもない場所ですれ違って、自分の貧脚を嘆いたものだ。
本桐400の時は、復路で誰ともすれ違わなかったし。(つまり最後尾だった)
そんな後続の方で異様に速い人が来た。
totty君だ!
彼はこの前の留萌300の時と同様、シングルギアの小径車で参加している健脚の人だ。
まして「喜一郎」さんの美人女将情報のウラを取ってくれた人だ。
「きっと、『喜一郎』で時間をつぶし過ぎたのだろう。
美人女将の罠に掛かったのかな(笑)」と思いながらすれ違った。
彼の脚なら、この時間でも十分余裕だろう。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
totty君は、前編にコメントくれたように、マシントラブルでスタートが出遅れたようだ。
我々が10:31に過ぎたPC1を12時過ぎに通過して、あの位置なのだから、
これまた恐ろしく速い。しかもシングルギアの小径車でだ。
タイヤ減っているだろうなぁ(←完全な妬み(笑))
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
沈む夕日を見ながら走ります。
しばらくすると、体が重くなり、脚が回らなくなってくる。
これはハンガーノックの前兆か。
だんだん、皆さんに千切れそうになる。
やはり、PC2で何か食べておかなかったのがいけなかったのだ。
急いで、買っておいた大福を食べる。
急いで食べたので、喉に詰まるし、皆さんから遅れるし
幼少の頃、爺やに、
「食事をするときは、テーブル席に座って食べるものですよ」
と躾けられた私は、なかなか皆さんの様にうまくは出来ない。
・・・・・・
私、ウソをついてしまいました。m(_ _)m
17:10 240km地点 道の駅「三石海浜公園」到着。
しばし休憩。 17:30 同、出発。
しばらく行くと、ここら辺りから向かい風も納まってきたので、私が久しぶりに先頭で走る。
なぜなら、大分気温が低くなってきて、早く夕食ポイントの静内に着きたかったからだ。
ここで注意。
私が先頭で牽くのは、スピードを上げるのが目的ではなく、前で牽いたという事実をつくるのが目的だということをご理解願いたい(汗)
走りながら思うことは、温かいコーンスープと肉汁のはじける音。それがこの時のペダルを回す原動力。
昼が魚だったから、夜は肉でしょ。ってことで、
18:30 261km地点 「ヴィクトリア・ステーション静内店」さん 到着。
お肉が来る前に、コーンスープとサラダとカレーライスを頂きます。
お待ちどうさま、「手ごねハンバーグ&カットステーキ」登場。
もう少し、ホワイトバランスを調整しないと、美味しそうに見えないや。
でも、本当は美味しかったです。
お腹も一杯になったし、ごちそうさまでした。
サングラスを透明して、ヘルメットにライトを装着、再びウィンドブレーカーを着て、
ナイトランの準備をする。
19:35 ヴィクトリア・ステーション出発。
思ったより寒くなくて助かった。
もちろん4人の最後尾でPC3を目指す。
途中、AJ北海道のHさんを吸収し、5人でPC3へ
21:32 308km地点 PC3 鵡川セブンイレブン到着。(予定24:00)
ここから、ローソン長沼千歳端店までの80kmが補給がないので、補給食を購入する。
(実際は予定より早いペースだったので、厚真のセイコーマートはまだ開いていた)
左から、ここで食べるおにぎり1個、補給食の大福とウィダーinゼリー、眠気防止のレットブル、一番右は水分補給の烏龍茶。
そして、右から2番目、セブンイレブンでは今フェアを開催していて、700円ごとにくじが引けます。
そこで当たったのが、DEKAVITA C ダブル500ml
お店の方が、わざわざ冷えているのを冷蔵庫から取って来て下さりました。
ありがとうございます・・・・。
私の残り少ない運をここで使うとは・・・。
頂いた好意を無碍にはできません。
喜んで積んで帰ります。
ここには、今までのPCと違いブルベ参加者が結構いた。
皆、これから内陸の街灯も無い寂しい農村地帯へ行くのを躊躇しているようだ。
「お先にどうぞ!」とお互い譲り合っていたら、丁度良い具合にF野さんが出発するようだ。
すかさず、F野さんの後ろにくっ付きPC3を出発。21:53(予定24:20)
しかし、これが間違いのもとだった。
F野さんは出発するや30km/h以上の鬼牽き!
上り坂になると恐ろしいケイデンスで更にパワーアップ!
勘弁して~(涙)
こんな街灯も無いところで、千切れたら怖いので、必死にすがりつく。
ところどころに、道路に多量の砂があって、タイヤがとられてヒヤッとした。
23:50 352km地点 追分通過。(予定03:00)
追分の市街の手前で、後ろから来た車の方に、
「ガンバッテ~!」と声を掛けられた。
こんな夜中に、ありがとうございます。
追分に入り、再びハンガーノック気味で体が重くなってきた。
どうも今年は補給が下手なのか、燃費が悪い。
天国の爺やに、「はしたないですよ!」と怒られるが、走りながら大福を食べて、最後のゴルフ場の坂に備える。
無事最後の坂をクリアして、00:33 368km地点 マオイの丘付近の交差点通過。(予定04:30)
01:00 380km地点 ローソン 長沼千歳端店到着(予定05:00)
ここでレットブルを補給して、店内で少し温まり、お店の方にエールをもらって再出発。
あと27km。慎重に参りましょう。
02:28 さとらんどセンター GOAL(予定07:00) ■写真提供 AJ北海道
20時間28分で寿司とハンバーグ&カットステーキ、
そして、美人女将を拝んでGOALだ。
これ以上望むべくもない。
日中のスタートからPC1までと夜中のPC3からGOALまでがほぼ同じ時間とは凄いことだ。
あまりにも速すぎて、今年初のオールナイトブルベがオールナイトに成らなかった。
それもこれも、全編に渡って牽いてくれた、takedaさんとoverさん、そしてPC3からの鬼牽きのF野さんのお陰なのは言うまでもない。
明るくなる前に国道274線や街中を通ったので、スムーズに走れたのも大きかったと思う。
本当にありがとうございました。m(_ _)m
いつもの如く、AJ北海道の皆様には、長時間のサポートありがとうございました。
参加者の皆様、すれ違う時、笑顔で力を頂けました。各PCでのお話も楽しかった。
stakahashi君、次の戦いを楽しみにしています。(しばらく往復コースはないでしょ)
ゴール後、毎度の無駄話に花を咲かせて、 ■写真提供 AJ北海道
K父さんからnakayoshi走行会で「美人女将に会いに行こう」ツアーを企画するから参加するようにと言われた。
札幌(青葉中学)から新冠(喜一郎)まで、今回の様に山奥を通らなくても、片道120kmありますから!
自転車の距離じゃないと思うんですけれども
後日、今回のコースの設計者のMarioさんから、
「美人女将300」(←クリックしたら開きます)なるコースが送られてきた。
こちらは、新冠に行くのに、わざわざ長沼から由仁の坂を通って行くコースだ。
すぐ、ブルベコースを考えるとは、恐ろしい男だ。(ちゃんとPCもあるし)
いつの間にか、変な人達とお知り合いになったものだと思う今日この頃だ(笑)
えっ、私も同類??
勘弁して下さい(爆)
(おわり)
昨年、途中で中止になった北海道1200で、2人しか辿り着けなかった納沙布岬に最初に到達した男だ。
現在日本にいるブルベ参加者の中で、最も速いランドヌールの一人と言って過言ではないであろう。
片や私mugenは、3年前、こちらも彗星の様にブルベ界に現われ、
昨年、途中で中止になった北海道1200で、グルメをしていないと自走で三笠そばを食べて帰って来た男だ。
現在日本にいるブルベ参加者の中で、最もグルメに対するこだわりのあるランドヌールの一人と言って過言ではないであろう(笑)
その二人が純粋に速さを競うのだ。
数多いランドヌールの中でも、stakahashi君に挑戦状を叩きつけられる人間はそうはいない。
ルールはこうだ。
この様似400のコースは、札幌から様似までの完全往復コースの為に、先頭のライダーとは何処かですれ違うのだ。
stakahashi君の速さを、快速ランドヌールの三船さんや黒澤さん、落合さんが基準としている25km/h(休憩を含めてだから相当速い)として、私のスケジュールに重ね合わせると、
15:33 スタートから167km地点の町役場三石庁舎前の交差点ですれ違う計算になる。
従って、それより向こう(様似側)ですれ違えば私mugenの勝ち、
それより手前(静内側)ですれ違えばstakahashi君の勝ちだ。
私は紳士として、早く着くためにお約束のグルメを止める様な卑怯な手は使わず、正々堂々とした戦いをするつもりだ。
一部では、それではstakahashi君が240km、私mugenが167kmで、73kmもの距離の差があるのは不公平じゃないかと云う意見もあるようだが、50歳を過ぎた私がわざわざstakahashi君の土俵に上がってやったのだから、別にそれで良いのだ(爆)
13:25 「ちょいす」さん出発。(予定14:30)
予定よりも1時間も早いので楽勝と思い、いつもの如く4人の最後尾に構えていたが、
もしかしたら、快速のアダムさんとピーターさんの両外人を従えて、向こうも予定よりも速い可能性があると思い、途中から私が先頭で三石を目指した。(←肝心なところはエースの出番ですから(笑))
14:08 167km地点 町役場三石庁舎前の交差点に到着。(予定15:33)
勝った~!\(^o^)/
50過ぎても、やれば出来る!(←なんか違う気もするけれども)
更に、すれ違う決定的な瞬間をカメラに納めようと、私が先頭で走っていると、
14:25 175.5km地点 三石温泉横の坂で、予想通りアダムさんとピーターさんと3人でやって来た。
私は決定的な写真を撮ろうとカメラのシャッターを押した。
が、撮れていなかった(涙) オーマイガー!■写真はストリート・ビューから拝借
よりによって、こっちが上り坂の時に来るんじゃない!(怒笑)
上り坂だからペダルを漕がなきゃならないし、挨拶しないといけないし、シャッター押さないといけない。
そんなにいっぺんに出来ません!
しかしながら、彼等は速い。
たぶん、三石の交差点には、14:40には通過していただろうから、stakahashi君も私の予想より50分以上速い事になる。
改めて、無謀な戦いを挑んだものだ(汗)
それでも、今回は私の完全勝利と言って間違いないだろう。
その後、overさん曰く、「ペースが落ちたよね」と言われながらも、私が先頭でPC2へ。
だって、静内から様似まで、平坦で追い風だったんだもの(嬉)。ここで一応牽いておかないとね。大人ですから(笑)
15:29 PC2 204km地点 様似のセイコーマート到着(17:30)
この辺りから、昨夜の寝不足と、美人女将に会う事とstakahashi君との勝負の疲れが出てきた。
危惧していた『祭りのあと』状態だ。
お腹があまり空いていないので、眠気を抑えるためレットブルを飲んで、補給食に大福を買って、
15:52 PC2 出発。
いつもの定位置の最後尾で復路を走る。
来る時が追い風っていう事は、帰りは当然向かい風ですもの。
日が沈む前に、夕食ポイントの静内を目指す。
途中、後続の参加者と挨拶を交わしながら走る。
これが、往復コースの良さであるし、または、辛さでもある。
stakahashi君のデビューの雄武400の時は、とんでもない場所ですれ違って、自分の貧脚を嘆いたものだ。
本桐400の時は、復路で誰ともすれ違わなかったし。(つまり最後尾だった)
そんな後続の方で異様に速い人が来た。
totty君だ!
彼はこの前の留萌300の時と同様、シングルギアの小径車で参加している健脚の人だ。
まして「喜一郎」さんの美人女将情報のウラを取ってくれた人だ。
「きっと、『喜一郎』で時間をつぶし過ぎたのだろう。
美人女将の罠に掛かったのかな(笑)」と思いながらすれ違った。
彼の脚なら、この時間でも十分余裕だろう。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
totty君は、前編にコメントくれたように、マシントラブルでスタートが出遅れたようだ。
我々が10:31に過ぎたPC1を12時過ぎに通過して、あの位置なのだから、
これまた恐ろしく速い。しかもシングルギアの小径車でだ。
タイヤ減っているだろうなぁ(←完全な妬み(笑))
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
沈む夕日を見ながら走ります。
しばらくすると、体が重くなり、脚が回らなくなってくる。
これはハンガーノックの前兆か。
だんだん、皆さんに千切れそうになる。
やはり、PC2で何か食べておかなかったのがいけなかったのだ。
急いで、買っておいた大福を食べる。
急いで食べたので、喉に詰まるし、皆さんから遅れるし
幼少の頃、爺やに、
「食事をするときは、テーブル席に座って食べるものですよ」
と躾けられた私は、なかなか皆さんの様にうまくは出来ない。
・・・・・・
私、ウソをついてしまいました。m(_ _)m
17:10 240km地点 道の駅「三石海浜公園」到着。
しばし休憩。 17:30 同、出発。
しばらく行くと、ここら辺りから向かい風も納まってきたので、私が久しぶりに先頭で走る。
なぜなら、大分気温が低くなってきて、早く夕食ポイントの静内に着きたかったからだ。
ここで注意。
私が先頭で牽くのは、スピードを上げるのが目的ではなく、前で牽いたという事実をつくるのが目的だということをご理解願いたい(汗)
走りながら思うことは、温かいコーンスープと肉汁のはじける音。それがこの時のペダルを回す原動力。
昼が魚だったから、夜は肉でしょ。ってことで、
18:30 261km地点 「ヴィクトリア・ステーション静内店」さん 到着。
お肉が来る前に、コーンスープとサラダとカレーライスを頂きます。
お待ちどうさま、「手ごねハンバーグ&カットステーキ」登場。
もう少し、ホワイトバランスを調整しないと、美味しそうに見えないや。
でも、本当は美味しかったです。
お腹も一杯になったし、ごちそうさまでした。
サングラスを透明して、ヘルメットにライトを装着、再びウィンドブレーカーを着て、
ナイトランの準備をする。
19:35 ヴィクトリア・ステーション出発。
思ったより寒くなくて助かった。
もちろん4人の最後尾でPC3を目指す。
途中、AJ北海道のHさんを吸収し、5人でPC3へ
21:32 308km地点 PC3 鵡川セブンイレブン到着。(予定24:00)
ここから、ローソン長沼千歳端店までの80kmが補給がないので、補給食を購入する。
(実際は予定より早いペースだったので、厚真のセイコーマートはまだ開いていた)
左から、ここで食べるおにぎり1個、補給食の大福とウィダーinゼリー、眠気防止のレットブル、一番右は水分補給の烏龍茶。
そして、右から2番目、セブンイレブンでは今フェアを開催していて、700円ごとにくじが引けます。
そこで当たったのが、DEKAVITA C ダブル500ml
お店の方が、わざわざ冷えているのを冷蔵庫から取って来て下さりました。
ありがとうございます・・・・。
私の残り少ない運をここで使うとは・・・。
頂いた好意を無碍にはできません。
喜んで積んで帰ります。
ここには、今までのPCと違いブルベ参加者が結構いた。
皆、これから内陸の街灯も無い寂しい農村地帯へ行くのを躊躇しているようだ。
「お先にどうぞ!」とお互い譲り合っていたら、丁度良い具合にF野さんが出発するようだ。
すかさず、F野さんの後ろにくっ付きPC3を出発。21:53(予定24:20)
しかし、これが間違いのもとだった。
F野さんは出発するや30km/h以上の鬼牽き!
上り坂になると恐ろしいケイデンスで更にパワーアップ!
勘弁して~(涙)
こんな街灯も無いところで、千切れたら怖いので、必死にすがりつく。
ところどころに、道路に多量の砂があって、タイヤがとられてヒヤッとした。
23:50 352km地点 追分通過。(予定03:00)
追分の市街の手前で、後ろから来た車の方に、
「ガンバッテ~!」と声を掛けられた。
こんな夜中に、ありがとうございます。
追分に入り、再びハンガーノック気味で体が重くなってきた。
どうも今年は補給が下手なのか、燃費が悪い。
天国の爺やに、「はしたないですよ!」と怒られるが、走りながら大福を食べて、最後のゴルフ場の坂に備える。
無事最後の坂をクリアして、00:33 368km地点 マオイの丘付近の交差点通過。(予定04:30)
01:00 380km地点 ローソン 長沼千歳端店到着(予定05:00)
ここでレットブルを補給して、店内で少し温まり、お店の方にエールをもらって再出発。
あと27km。慎重に参りましょう。
02:28 さとらんどセンター GOAL(予定07:00) ■写真提供 AJ北海道
20時間28分で寿司とハンバーグ&カットステーキ、
そして、美人女将を拝んでGOALだ。
これ以上望むべくもない。
日中のスタートからPC1までと夜中のPC3からGOALまでがほぼ同じ時間とは凄いことだ。
あまりにも速すぎて、今年初のオールナイトブルベがオールナイトに成らなかった。
それもこれも、全編に渡って牽いてくれた、takedaさんとoverさん、そしてPC3からの鬼牽きのF野さんのお陰なのは言うまでもない。
明るくなる前に国道274線や街中を通ったので、スムーズに走れたのも大きかったと思う。
本当にありがとうございました。m(_ _)m
いつもの如く、AJ北海道の皆様には、長時間のサポートありがとうございました。
参加者の皆様、すれ違う時、笑顔で力を頂けました。各PCでのお話も楽しかった。
stakahashi君、次の戦いを楽しみにしています。(しばらく往復コースはないでしょ)
ゴール後、毎度の無駄話に花を咲かせて、 ■写真提供 AJ北海道
K父さんからnakayoshi走行会で「美人女将に会いに行こう」ツアーを企画するから参加するようにと言われた。
札幌(青葉中学)から新冠(喜一郎)まで、今回の様に山奥を通らなくても、片道120kmありますから!
自転車の距離じゃないと思うんですけれども
後日、今回のコースの設計者のMarioさんから、
「美人女将300」(←クリックしたら開きます)なるコースが送られてきた。
こちらは、新冠に行くのに、わざわざ長沼から由仁の坂を通って行くコースだ。
すぐ、ブルベコースを考えるとは、恐ろしい男だ。(ちゃんとPCもあるし)
いつの間にか、変な人達とお知り合いになったものだと思う今日この頃だ(笑)
えっ、私も同類??
勘弁して下さい(爆)
(おわり)
コメント
コメント一覧 (20)
三石間に合いませんでした…!ちょっと今回はかなわなかったですね。。三人で先頭交代して走っていたので、単独だったらもっと厳しい状況だったと思います。
次回(往復のコースはなかなかなさそうですが)はもっと頑張ります!!
ブルベ中に日高でヴィクトリアというのはまた乙なものがありますね。
走っている途中、僕もこのあたりでしょっぱいものが食べたくなったのですが結局食べず、プリン中毒で具合が悪くなりました…
農村地帯で砂がたまっているところ、僕も恐い思いしました。
明るかったので大丈夫でしたが(笑)
美人女将300、様似400の短縮バージョンじゃない(ですよね?)あたり、さすがMarioさんですね。こちらも楽しみです。
いや~、全て本当の事ですから。
stakahashi君を持ち上げれば持ち上げるほど、勝った私が持ち上げるって事で(爆)
私のグルメ道は、地方の名店からチェーン店まで変幻自在ですから(笑)
>農村地帯で砂がたまっているところ、僕も恐い思いしました。明るかったので大丈夫でしたが(笑)
私は真っ暗だったので、一瞬、何が起きたのか分からなかったですわ(汗)怖かった~!
>美人女将300、様似400の短縮バージョンじゃない(ですよね?)あたり、さすがMarioさんですね。こちらも楽しみです。
江別から追分までが別なコースです。
でも、こちらも楽しみ???
ここにも変な人がいたワ(笑)
2度のお食事タイムとっても20時間台って、速いですね~。
普通の人々は、夜中の11時ってお家で寝る時間なのに、真夜中の道路を走っている人々って・・・。
400km一番つらいで言いますよね。まあ、600kmもつらいんでしょうけど・・・。
いつかは挑戦しようと思いますので、よろしくお願いしますね~。
即ブルべコースになってしまうところが面白い人の集まりですね。
Stakahashiさんへの勝利、また祭りの後でちぎれず、20時間台という驚異の時間でのゴールお疲れ様でした。僕はどうしてもブルべの途中の目的地を通過してしまうと一気にペースダウンしてしまう根性無しなんですが、mugenさん御夫婦の底力を見ましたね。僕なら遠慮なく後続の良いペースの人たちが来るのを待ってしまいます・・
今週末R札幌さんの薄野200でお会いできるのを楽しみにしています。天気が微妙ですが、僕は行ったことのない銭函の餃子屋さんが第一候補かな、美人女将店があれば別ですが・・
ありがとうございます。
今回は2両編成の牽引車が立派でしたし、最後にもう1両増えましたから(笑)
400kmはペースが良ければ仮眠無しで行けそうだし、仮眠を摂らないと眠気が出てくるし、かといって、私の脚だと仮眠を摂るにもそんなに時間がないし、で悩むんですよ。
それに比べて、600kmの場合は何処かで必ず仮眠を摂るので、かえって気が楽です。
何故って、そうしないと2日目に胃がやられて、グルメが出来なくなるんですもの(笑)
でも、400km以上のオールナイト・ブルベ。こんなバカみたいな事を真剣にやるのが面白いですよ。
もう嫌だと言いながら、またやってしまう。
参加者同士、連帯感が出てくるし。
癖になりますよ(笑)
ymdさんが美人女将の情報を教えてくれてから、大変コメント欄が盛り上がりましたね。
熱血スポーツ・ブログ?のはずだったのに(笑)
今回は牽引車が上手で、私が千切れそうになると、ペースを落としてくれたものだから、付いて行けただけのことです。
走っていた時は、「もう、先に行っちゃってよ~!」って思うことが何回もありましたよ(汗)
薄野200では、「あおぞら銭函3丁め」さんの餃子ですか。
あれはおいしいです。
混むし、調理に時間が掛かりますがその価値は十分にありますよ。
「ライスは如何されますか?」って聞かれますから、大盛、普通、少なめのどれか考えておいた方が良いですよ。
今のところ薄野200のコース上で、美人女将の情報は入っていません(笑)
待っているのですが(爆)
前半のstakahashi君との闘いでは、何をもって勝ちなのか、ずっと最後尾にいたのに闘う気持ちがあったのか、そもそもstakahashi君はこの勝負を受けていたのか、などなどわからないことだらけですが、とりあえず後半でお褒めいただいたので、細かいことは水に流しましょう。
私の牽きは、K父さんに「どんな向かい風でも君の後ろは無風だ」と絶賛されております。堪能していただけましたでしょうか。
ともかく、今回はずっと付き合っていただいてありがとうございました。
私は食事後の休憩をたっぷりとりたい派なので、今回の旅はかなり満足度が高かったです。
またタイミングが合えば、ご一緒しましょう。最後尾の特等席で構いませんので(笑)
今回は400km中380kmを同走して、かつ350km位は牽いて、あるいは先に走って下さり、ありがとうございました。
日本には年寄りを大切にする文化が、まだ残っていた事を痛感しました。
stakahashi君との闘いは、闘いですから理由はありません。まあ言った者の勝ちでございます。
今回は相方が今までの400で一番楽だったと言っておりました。
私は復路でハンガーノック気味になるやら、鬼牽きで千切れそうになるやら、最後は心拍が100位しか上がらず、死んでしまうかと思ってました。(笑)
また、爆走をしないようでしたら、お付き合いさせて頂きます。
その時も、最後尾でお願いします。
エースですから(爆)
takedaさんが言うようにstakahashi君との闘いは何をもって勝ちなのか…まったく理解できずにいたのですが、ブログ読んでようやく理解できました(笑)
ブリーフィング前に美人女将の話をtakedaさんに聞いていたので、ゴルフ場の下りで合流した時に運命を感じました♪今回は美人女将を拝めませんでしたが、是非nakayoshiでリベンジしましょう!
mugenさんと走れて色々と楽しませていただきました!ありがとうございました。
特に「爺や」のくだりがツボです(笑)
私は列車嫌いです。自由気ままにマイペースで好き勝手走りたい性格???
↑嘘です~乗車できる脚力と速さが無い・・・頑張ろうっと
それより、今週末の天気が良い方向へいってるじゃないですか(^Q^)
mugenさんのチョーカッコいいエピソード。
PC3にタイヤをサイドカットしてしまい、途方に暮れるランドヌールがおりました。
この先は街灯なんてない漆黒の闇が続く地帯。そんなタイヤで走らなければならない彼の不安たるやいかばかりか。
そんなときmugen氏は、そっとタイヤを差し出した。
彼は喜び、感謝の意を示そうと財布をとりだそうとした。
mugen「万が一のために持っていた使い古したタイヤだ。金なんて受け取れねぇ」
何度もお礼する彼に、軽く手をあげ、mugen氏は、漆黒の闇に消えていった。
こんな感じっすかね、mugenさん。
今回は400km中370kmを同走して、かつ350km位は牽いて、あるいは先に走って下さり、ありがとうございました。
stakahashi君との闘いは、なんかイベントがないと海岸線のアップダウンが続く道のりが辛いとだろうというのが本当のところで、stakahashi君に遊んでもらったというところでしょうか(笑)
でも、それ以外でも今回は道中いろいろ楽しかったです。
美人女将はnakayoshiで行っちゃうのですか(汗)
またご一緒させて頂けたら、私の「爺やと婆や」に躾けられた幼少の頃の話をさせて頂きます(爆)
後ろに控えて、ここぞという(目立ちそうな)時に前に出るエースの気持ちは、アシスト諸君にはわかならいもので(爆)
いやいや、年寄りを大切にすることはブルベの基本ですから(笑)
どうも、私の見ているウェザーニュースでは、変わり映えなく、曇りのち雨、降水確率60%なんですけれどもね(汗)
なんとかもってほしいですね(^_^)v
あぁ、PC3の彼、大丈夫だったのかな。
大した話ではないです。
どうせ持っていたものだったし、それにあの時、デカビタC当たったじゃないですか。
丁度、タイヤのスペースに入りましたもの(笑)
彼が「喜一郎」の美人女将だったら、タイヤとチューブを交換してあげて、心配だからと一緒にGOALして、メアド聞くんですけれどもね(爆)
長万部400あたりではほとんど互角だったのになぁ…(食欲)
前から食い意地だけはpenさんに負けない自負はありました(笑)
っていうか、初めての大雪600で胃がやられて物が食べられなくなってから、努力してますから。
仮眠と胃薬なんですけれどもね(爆)
ブルベの場合、食べられなくなると、次に来るのはDNFですもの(汗)
お互いグルベの道を邁進しようじゃないですか!
でも、今年は燃費が悪くて困っています。
完全にプリウスより燃費が悪いもの(涙)
「美人女将」、今年の前半話題賞に決定しました。
(動機が不純で良い!)
nakayosiやるぞーー!!
ヤッター!前半の話題賞ですか!
ありがとうございます。
私も、今までの美味しい物を食べに行くとは次元が違う、
新しい展開だと、コースの設計してくれたMarioさんに感謝しておりますもの。
やっぱ、nakayoshiやるんですか(汗)
みなさん大丈夫…ですよね。
私等は一昨日エントリーしました。
お気遣い頂きありがとうございます。
また、今回は仮眠するための宿をとりました。
良ければ、お教えしますよ。
無事、着けるんだべか!
今、前夜懇親会から帰ってきました。
薄野200始まりました~!
楽しかったです。
三次会まででしたけど(汗)
あと6時間、寝ます。