引き続き、2013年私のブルベの総括です。

BRM803北海道600km大雪

若くはない上に、自転車歴2年ちょいで特別スポーツをやっているわけでもない我々夫婦が、
何を間違ってしまったのか、SR(スーパー・ランドナー)を掛けて、
初の600kmに挑戦した大雪600が、我々の今年のブルベの頂点でした。

私と相方ecoの二人で参戦しました。
40時間かけて600kmを走るわけで、仕事の都合で出たくても出られない方が多い中、
参戦できるだけで幸せだと思わずにはいられません。
まして、この2日間天気予報では雨の心配は無し。
こんなチャンスは滅多にありません。

なんせスーパーですから、スーパー!

スーパーなランドナーですから!(←しつこい)

もともと「特別」とか「限定」に弱い私の心をくすぐるじゃないですか。
そのスーパーが手の届く所なんですから、
自ずと気合が入りますよ。

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写真提供:AJ北海道


8月3日 08:00 滝川 道の駅 出発です。


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写真提供:AJ北海道

快晴の中、前半は快調に飛ばしました。


2013年08月03日008


南富良野町のエゾ鹿カツカレーを食べる前半のミッションも、軽やかにこなして進みます。


そしてそれは1日目の最大の難所、然別湖へ上るの白樺峠で起きました。

それまで快調に飛ばして来たのに、だんだんスピードが落ちて、

相方のecoに置いて行かれ、ついに展望台の遥か手前で小休止。

再スタートをしようと思っても、体が重く、脚に力が入りません。

スタートしようとして立ちゴケして、また暫く休んで、を2度ほど繰り返しで、30分以上はロスしました。

そうこうしているうちに、お腹が空いてきて、


これはもしかしたらハンガーノック?


15:00に着いた清水町のPC2では、暑かったのでガリガリ君しか食べなかったのです。

12:30でエゾ鹿カレーを食べた以降、この17:30迄の間、約90kmをガリガリ君だけでは持ちません。

スタートから持参している一口アンパンを食べて、

やっと走ることが出来て、ecoの待つ展望台へ辿り付きました。


そんなこんなでPC2で予定より1時間あったマージンは使い果たし、PC3の糠平に着きました。

それでも時間的には当初の予定通り(PCクローズまで2時間のマージン)だったのですが、

PC4を過ぎた上士幌の橋の上で後輪がパンクで30分のロス

再出発後、足寄に着く前の真っ暗闇でまたしても後輪がパンク。再び30分のロス

予定より合計1時間の遅れで、仮眠場所の陸別道の駅に着いたのは02:00でした。


仮眠後、持参のアンパンを食べて、04:15 道の駅を出発。

日本で一番寒い街の気温は、出発時で10℃。

PC3の糠平から防寒用に着ていた雨具で丁度良いくらいでした。

この日も快晴。

PC5の留辺蘂に06:40着、コンビニで朝食を食べて、雨具を脱いで出発します。


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写真提供:AJ北海道


PC6の遠軽を09:00に通過し、2日目の最大の難所、北見峠へ挑みます。

長い長~い北見峠を越えて、PC7の上川町で痛恨のミスコース。

自分の作ったコマ図で、PC7は分かりやすいので抜かして書いてなかったのが原因でした。

寝不足と疲れで、頭が回らなくなるんですね。

コマ図は分かりやすく、全てポイントを書く等、配慮が必要と感じました。


PCを行き過ぎていたので、少し戻ってPC7に上川には14:30着

マージンは1時間。最後の難所を越えたので完走も見えてきたとはいえ、まだ130kmあります。


ミスコースをecoに責められ、逆ギレして険悪な状態になりました

というのも、この辺で私自身、寝不足からか胃がやられて、弱冠吐き気を感じる状態で余裕が無かったです。

それで、後半楽しみにしていたミッションの上川のラーメンは回避して、蕎麦にしました。(残念)


相方のecoも同じく胃をやられて、脚が回らないようです。

私の方は気温が下がってきてから少しずつ回復してきたのですが、

ecoは症状が悪くなる一方で、励ましながらPC8へ。


PC8の和寒 17:00(マージン1時間15分)残り90km


PC9の沼田 20:45(マージン1時間30分)残り27km

ここで完走を確信し、ecoは少し目を瞑って仮眠をとって、

慎重に滝川のゴールに向かいました。


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写真提供:AJ北海道


8月3日 08:00 滝川発、4日 22:40 GOAL 38時間40分で完走しました。


後半はペースが落ちて、満身創痍になりながらの完走です。

GOALの江部乙の明かりが見えて来た時は、ホッとしました。


2013年08月09日001a


ミスコースの為に、615km走りました(汗)

ゴール後は、「二度と大雪は出ない」と話してましたが、

不思議なもので、しばらくすると楽しかったと思えるようになり、

また出たいと思うようになってきました(笑)


特に600kmの場合、参加者の約半分は道外の方で、各PCでお話出来たのが楽しかったです。

また、道内参加者の方を結構覚えていて、その後のブルベでお会いした時に、

「大雪に出ていましたよね」と、

話しかけたり、話しかけて頂けたり、知り合いが増えたのもうれしいものです。


大雪を走っていろいろ勉強になりました。

私等は休憩時間が長すぎで、巡航スピードを落としてでも休憩を短くした方が、

速く・安全に走ることが出来る様です。

補給の大切さも再確認しました。

暑いと水分ばかり摂り過ぎて、栄養を摂取するのを忘れてしまいやすいですね。

あと、長距離の場合、睡眠時間の大切さを感じました。

1日目のパンク2回とハンガーノックの2時間のロスが痛かったです。

その分を睡眠時間に充てることが出来たなら、もっと楽に完走出来たでしょう。

相方には迷惑を掛けてしまいました。


来年はPCでもっと多くの人と話をして、上川でラーメンを食べたいものです(笑)



BRM907北海道400km本桐

大雪600まで、一度も雨に当たらずSRを取れたので、

私は晴れ男だ!という

うぬぼれを木っ端微塵に叩き潰してくれたのが本桐400でした。


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写真提供:AJ北海道


toneさん、penさん、初参加のyosiさん、そして私とecoの5人で参加しました。


2013年09月07日010


恵庭の手前で降り出した雨は、厚真で一度やみましたが、

静内から本桐の間は土砂降りでした。


まだ時間的な貯金が出来る前に、早来でクリームチーズ入りハンバーグを食べた為、

終始時間に追われることになりました。(ハンバーグは美味しかったです)

PC2の平取ではクローズ30分前でした(汗)


無題

ここは春の静内桜まつりの時に、鵡川~静内を試走して分かっていたのですが、

アップダウンの連続でヤられました。

「ルートラボの罠」と云うらしいのですけれども、

コースの一番大きなところで、縦のスケールが決まるので、

間にあるのこぎりの歯の様なところが小さく感じられるのです。

実際に行ってみると、短いけれども十分きつい坂があったり、

一つ一つは大したことはないけれども、これが連続するとあなどれない坂で脚が削られます。


おまけに、相方のecoが寝不足からか体調不良と向かい風で全然スピードが出ません。

いつもは長い坂では私を置いていくのに、今回はそのようなことがありませんでした。

ecoはPC3の本桐までの雨、風、時間の3連コンボに結構ヤられて辛そうでした。

勿論私もecoほどではないにしろヤられてました(汗)

PC3でもマージンは55分と、中々1時間の余裕が出来ません。

(パンクが遭っても良いように、最低1時間余裕を持つように心がけています)


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写真提供:AJ北海道


PC3以降、toneさんたちに先に行ってもらい(というより千切れて)、

ecoを励ましながら騙し騙し走っていましたが、

ついにPC4の平取から鵡川へ向かう途中の3:15、力尽きてecoは(初の)DNFを決断しました。

(一緒にDNFしないところが、我が家らしい

それからは、一人で必死で走り、PC5にクローズ25分前に最終走者として滑り込みました。


2013年09月08日006


8日は前日とはうって変わって天気も良くなり、

仮眠を摂っていない私は眠気を起こしそうなのですが、

時間の余裕がないので、それすら出てきません。

PC5で着替えと食事をして、クローズ時間を20分も過ぎてから出発し、

モラップの上りと支笏湖からのポロピナイの上りを這い上がり、
真駒内のゴールへたどり着きました。

9月7日 08:00 真駒内発、8日 10:42 GOAL 26時間42分(18分残し)で完走。

ecoは、8日 03:15頃 PC4の平取を過ぎて、鵡川手前の280km地点で初のDNF。

初めて雨の中走ったのですが、いろいろ勉強になりました。
車間距離、ブレーキの効き、コース取り、雨具を着るタイミングとかね。

家に戻って荷物を下ろしたら、水を含んでいて荷物が重い

濡れたものは良く絞って、水気をとらないといけないと勉強しました。


また、ecoの状態を見て、改めてブルベの前日は十分な睡眠が必要であると痛感しました。


それと、クローズ時間を気にしながら走るのは、思った以上にプレッシャーになりました。

最後の真駒内への坂を下りながら、ここでパンクしたらクローズに間に合わなくて、

昨日から坂を上ったのが無駄になると思ったら、痺れましたよ。


過日、ecoに


mugen 「本桐では時間の余裕が無いのに、グルメを先にしたのは失敗だったね」


eco   「あれでハンバーグでも食べていなかったら、最悪のブルベだったわ」


mugen 「・・・・・」


そういう考え方もあるか・・・。女は強い



BRM1006北海道200km大夕張

今年の最後は先日の大夕張でした。

天気は薄曇りでしたが、まずまず、暑くもなく寒くもなく。

私は長袖ジャージの下に、半袖下着にアームカバー、時々ウィンドブレーカーでちょうど良かったです。

下が裏起毛の9分のレーパンでしたが、これは暑かった。

(寒いのが嫌だったのですが、ビビリ過ぎました)


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写真提供:AJ北海道


コースの夕張側を試走をしていたので、今回は結構余裕がありました。

200kmだと余裕をこいて、タイムスケジュールをたてなかったので、中盤ちょっとヒヨりました(汗)

そのせいで、バリー屋台のカレーそばとかおとん食堂でのグルメが出来ませんでした。

キチッと計画を建てて、その中で十分楽しむのが私のブルベだと改めて反省しております。


2013年10月06日043


桂沢湖から夕張までの上りも、試走して2回目だったせいか、余裕がありました。

不思議なもので、一度走ると2回目は結構余裕が出来るんですね。


ただ、

新パノラマ300の岩内から神仙沼までの坂(2回)、

支笏湖のポロピナイからの坂(多数)

小樽の毛無峠(3回)



この3つは2回目以降も余裕が無いです。(行くと思うだけで気が重い

あぁ、あと手稲山も。


2013年10月06日058

天気もまずまずだったおかげで、すばらしい景色のコースでした。

桂沢湖から夕張にかけての紅葉

栗山から栗沢にかけての美瑛を思わせる波打つ大地


2013年10月06日072a


大きな沈む夕日を見ながら走った当別


素晴らしいコース設計だと感じました。

それもこれも、雄武、大雪、本桐と後半ヤられっぱなしのブルベが続いて、

今回は珍しく景色を見る余裕があったせいもあるのでしょうけど。


07:00 豊平川緑地発、18:10 GOAL 11時間10分で完走です。


来年ダムに水が溜まって、大夕張の景色がどのように変わるか見てみたいです。




これで今年のブルベは全て終了しました。

おかげさまで、今年の目標であったSRを達成できました。

それも自転車の楽しさを教えてくれた仲間あってのことだ、と思って感謝しています。

これからも一緒に楽しく走れたら良いなと思っています。

まだまだSRに値するだけの実力を、備えているわけではありませんので、

これからも精進していきたいと思っています。


コース設計から運営をされているAJ北海道の皆様には、大変お世話になりました。

自転車歴が浅い私達には、どのコースも魅力的なコースばかり。

来年はもう少し脚力をつけて、余裕をもって景色を楽しみながら走りたいものです。

また、私達はいつも遅いものですから、最後までお待たせることになったり、

PCで声を掛けて励まして下さり、ありがとうございます。

特に本桐ではecoが体調不良でご心配をお掛けしました。

来年も元気で参加したいと思っておりますので、よろしくお願いします。


ブルベの参加者の皆様には、こんな私達ですが温かく見守って、気軽にお声を掛けて下されば幸いです。

速い方とはスタートでしかお会いできないですけど

また、私達にコースで会ったら、それは最後の方だと思ったほうが良いですよ(笑)


最後に手前味噌ですが、息子に感謝をしなくっちゃ。
高校生とは言え、両親が朝っぱらから自転車で走り回っていて、
その間をカップヌードルでしのぎながら、良く留守番をしてくれました。
出来た家族があってのブルベですな。
ブルベの参加資格はは20歳以上なので、もう少し待って家族3人でブルベに出たいものです。

と、2013年の私のブルベを総括・反省をしてきましたが、

なんだか、今年食べられなかったものを並べて、


来年は食べるぞ!


ということを総括にしているような気が・・・


(終わり)