先日、今年初めてローラー台の上で100km走っただけの私ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

今週末の2/28にはランドヌール札幌さん主催のアイスブルベが開催されるようです。
雪請いをされているようですが、昨年の様に良い条件で走れると良いですね。
お祈り申し上げます。
私はジジイなんで、HOROMI-GOの様に暖炉の前で、着る毛布を着て、バーボン片手に、「君の瞳に乾杯」状態ですヨ!ハハハ(←乾いた笑い)
また、本州の方ではブルベ真っ盛りで、PBP開催年の今年は、既に出場資格のSRを取られた方が続々おられる様ですナ。
一昨年の大雪600でお見かけして、その後Blog「絶景もとめてクルクル」を覗かせて頂いている、よっしーさん(女性)も、先日のBRM221埼玉300で、早々にSRを取られたようですね。
遠く北の地から、おめでとうを言わせて頂きたい。

さて、私の方であるが日曜日に、2号車TCRのヘッドパーツをグリスアップするためにバラしてみたら、錆が浮いていてショックを受けて、益々自転車に対するモチベーションが上がらないのであるが、
AJ北海道さんが、昨年既に発表されていた今年のコースの概略に続き、ルートラボのデータを公開して下さった。
最終的には変わるかもしれないが、これでコースの内容が良く分かるようになった。
ルートラボのデータを見ると、コースだけではなく、コースの断面や獲得標高が分かり、非常にリアリティが出てくる。
今回はコースを見ながら、気分だけでもブルベを味わいたいと思う。


BRM425北海道300km留萌
シーズン最初のブルベは、例年の十勝200ではなくて留萌300からだ。
BRM425北海道300km留萌

このコースは昨年と同じでコース自体はなにも変わったところがない。
違うのは開催時期だ。
例年6月中旬に行われていたのが、約50日開催が早くなるのだ。
私等が初めてブルベに参加しようと、以前の留萌300のコースを試走をしたのは5月19日であった。
2012年05月19日005
その時は昼間は良かったのであるが、日暮れと共に気温が急激に下がり、寒くて寒くてPC5の当別で、下着をコンビニで買って重ね着をしたものだ。
今回はそれよりも3週間以上早い開催だ。
防寒対策は十分にしなければ、死んでしまうだろう。
それと昨年、悩まされたのが沼田から新篠津までの向かい風だ。
昨シーズン、いや、今までの自転車生活で、一番長く、強く向かい風を浴びてやられたものだ。
今年もたぶん、南風が吹き、午前中は追い風、午後は向かい風になる可能性が強いと思う。

正直、今のテンションでは、参加を見合わせたいところだ。
しかし、このコースには昨年、一昨年とやり残した課題がある!
そう、
増毛の「麵屋 田中商店」さんの甘海老しょうゆらーめんを食べることだ。
麵屋 田中商店
昨年は惜しくもお祭りバージョンで誤魔化されてしまったが(←別に誤魔化されたわけでなないけど・・・)、
今年こそは、本物を頂きたい。
2014年05月24日020
しかし!
今回、そこに新たな情報が!
留萌の「漁師の店 富丸」さんのかき揚げ丼だ
富丸
コースを500mほど外れるが、遠回りをしても惜しくはないボリュームだ!
一日限定10食という制限があるが、11:00からの開店であれば、
■昨年増毛に10:10に着いた事を考えると不可能なことではない!
■私より早い健脚の皆さんは、こんな量を食べるとは思えない!
■私自身、何時まで大食いを出来るかわからない!

以上の点を考えると、
「何時いくの?」
「今年でしょ」
(←古いっていうな

そういうことで、留萌300は楽しみなのだ!


BRM505北海道200km十勝
例年のシーズン開幕戦の十勝200が今年の第2戦目だ。
BRM505北海道200km十勝
これも昨年と同じコースで、私自身過去2回完走をしている。
過去2回共、噂の暴風には当たらなかったが、今年はどうであろうか。
昨年、「王府さんのエビ塩ラーメン」を目出度く頂けたので、
2014年05月05日034
今年は、昨年takedaさん、kaba3さんたち、寿司ランドヌール(SR)が行った、
「鮨処翼」へ行こうかしら。
鮨処翼
はたまた、昨年お店の前を通って気になった、
白老牛の「援」さんの焼肉丼にしようか。
援
何故、十勝の広尾で十勝牛ではなくて白老牛なのかはどうでも良くて、
私にとって、「魚か肉か」の問題である!

十勝200、今年も悩みどころだ!

それから前にも言ったが、今年は1号車のミッシェル君では参加はしないので、
参加自転車の最安値競争は無しだ!
間違っても私に、自転車の値段を教えに来ないで頂きたい(笑)


BRM523北海道400km様似
今年の新コースだ。
BRM523北海道400km様似
2年前の本桐400を彷彿させるコースであるが、最後に支笏湖を通らず、ポロピナイの坂を避けてくれたところに、AJ北海道さんの良心を感じずにはいられない(笑)
また、本桐400の獲得標高は4,019mだったのに対し、今回は1,839mと半分以下。
そういう意味では、攻略しやすいと思わせるところがニクイ!
というのも、この海岸線の道は、西風が吹く事が多いらしく、様似からの復路が向かい風に悩まされる確率が高いそうだ。
そこへもってきて、例のノコギリの歯ような断面図。
短いけれども、上がったり下がったりを繰る返し、知らず知らずに脚を削られそうだ。
獲得標高に騙されると結構泣く破目になりそうだ。

stakahashi君らスピード変態組の方の様に、下りでスピードアップして、その勢いで次の登りをほとんどクリアするような走りが出来る人と、私の様に下りで休み、上り始めてスピードが落ちてからペダルを回し、坂でヘロヘロになって、上ったらまた休む。というような走りの人間との差が如実に出るコースだと思う(汗)
(昨年、第1回全日本マンウンテンサイクリング in 手稲で経験済み)
たぶん、新冠あたりで、先頭の方とすれ違い、次々すれ違う早い方々との差に心を折られ、真っ暗の中を戻って来るはめになりそうだ。
そう!本桐400の時のように・・・(遠くを見つめる目)
あの時も復路では誰にもすれ違わなかったもの・・・(大涙)←つまり、最終走者だった。

唯一の救いは、本桐400の時の様に内陸の無補給地帯とは違い、海沿いの街中を通るので、往路の静内、三石、浦河辺りでのグルメをモチベーションに出来ることだろう。(ちなみに復路は夜中でほとんど店が開いていないと思う)
新しいコースなので参加したい気持ちもあるが、5月末に夜中を通して走る事を考えると、グルメしだいというところか(笑)

■ちなみに本桐400とは2013年9月7日に行われた札幌→千歳→平取→本桐→平取→苫小牧→樽前→支笏湖→札幌のコースで、当日、恵庭から千歳近辺と、本桐で雨が降り、特に本桐付近は猛烈な雨だった(私の場合)。エントリー43人中、DNS7人、DNF11人、完走者25人、完走率58%、DNS除いた純完走率69%という私が参加したブルベで唯一70%を切った厳しいコースだった。我が相方にとって今までで唯一のDNF。私も26時間42分と残り18分にまで追い詰められたブルベだった。平取から本桐間が、補給の無い小刻みなアップダウンが続き、400kmということで十分な仮眠がとれず、夜明け後に苫小牧から樽前までの長い登りと、最後にポロピナイの坂があり、本桐に参加した多くの人に一番辛いブルベだった言わしめたコース。ゴールした時に早々に「来年はこのコースはありません」とスタッフの方が言っていたのが印象的だった。反面、小刻みなアップダウンの続くコースはPBPに似ているらしく、もう一度やってほしいというM型気質の方の根強い待望論も一部あるようだ。


BRM613北海道600km恵庭
このコースは私がブルベを始める前にあったコースのアレンジ版だそうだ。
BRM613北海道600km恵庭
コース自体は日高からトマムを通って狩勝峠を越える部分と、大樹から日高山脈を越える通称天馬街道の2つの峠以外はあらかた平地で、獲得標高が3,373mと昨年までの大雪600の4,923mに比べると7割以下と少ないコースだ。かつ、後半の海岸線はその前の様似400を走っていたら参考になるので、攻略しやすい600kmかもしれない。

が、私が思うに物事にはウラがあって、
このコースの一番の難しさは、補給と仮眠だ。
約280km地点の池田を過ぎてから大樹までの80km区間、さらに浦河までの50km区間がほとんど無補給区間なのだ。
私の脚力ならば、音更辺りで夕食を摂ったとして、浦河までの160kmの区間は相当苦労すると思う。
たぶん、その間の走っている時間は8時間程度になると思うが、補給食を買い込んで、計画的に補給と休憩を摂らなければなるまい。

もう一つの問題は仮眠場所だ。
というのも、大雪600の300km地点の陸別の道の駅のような仮眠場所が無いのだ。
丁度半分の300km地点というのが、国道38号線から外れ、ナウマン国道に入る吉野の交差点の手前なのだ。
600kmのブルベの場合、300kmを少し越えた所で仮眠を摂りたくなるのが人情と云うものだが、300km地点の手前から360km地点のPCの大樹町まで集落らしい集落はない。いくつかバス停小屋があるだけだ。
大樹には道の駅があるにはあるが、とても陸別のような広さは無かったはずで、私が到着する頃には、脚力のある方に占領されている可能性が高い。
万が一、大樹を逃すとコースが山の中に入っていくため、日高山脈を越えて、428km地点のうらかわ優駿ビレッジ「AERU」で朝食バイキングと温泉+仮眠という方法くらいしかない。
(一昨年の長万部400以来のブルベで温泉と云うのも良いかもしれないが

何処かのBlogで前回の恵庭600の模様を見たが、道路のあちこちにそにまま横たわって仮眠を摂っている写真があった。知らない人が見たら、「ありゃ、毒ガスで死んどるわい!」と思うような感じだった。
(注)今回このログを書くために再度当該写真を探してみたがみつから無かった。あれは幻想だったのだろうか。前回の参加者のBlogで探してみて下さい。m(_ _)m

6月の十勝といえば、日によっては寒くてストーブをつける人もいる時期だ。
参加するとなれば、気象庁のHPで大樹や浦河の気温をチェックする必要があるだろう。

まっ、救いと云えば、獲得標高が少ないのと、夏至が近いので日が長いということだろうか(汗)
PBPへ出場する人にとっては最後の600kmなので、本州からもたくさん参加者が来るらしいので、ぜひ、参加してみたいと思っているのであるが。

(長くなったので、つづく)