12日18:00頃 ラッキーピエロ 江差入口店を夜間装備で出発。

外はすっかり暗闇で、相方と二人でPC4の上ノ国を目指す。
気温が下がってきたとは云え、雨具を着るほどではなくウィンドブレーカーで十分だ。
東からの風が時々吹くが、このままであれば大したことはないだろう。
途中、江差を過ぎた辺りで前方に、反射ベストを着たブルベの参加者を見つけた。
しばらくして追いついたが、暗くて良く分からない。
挨拶をして、先に行く。
まもなく、PC4に着いた。

18:38 232.2km地点 PC4 ローソン上ノ国大留店 到着 (予定21:20)
ラッキーピエロで時間を取った為、もうブルベの参加者はいないのかと思っていたら、
takedaさん、kaba3さん、overのSR(寿司ランドヌール)組
stakahashiさん、クライマーMさん、N川さん、I間さんのハイスピード変態組
他にもAJ北海道のHさん、ランドヌール札幌のKさんなど大賑わい。
そこに先程追い抜いた人が到着。
な、な、なんとymdさんだった。
ymdさんは江差の蕎麦屋「やまげん」さんに行ったそうであるが、
閉店時間の18:30前に着いた(たぶん17:30位には着いていたはず)にも拘らず、品切れで閉店していたそうで、失意の中、走っていたのでスピードが落ちていたようだ
本当にお気の毒なことである。

私等はラッキーピエロで十分休んでいたので、眠気醒ましのレットブルを飲んでサクッと出発しようとしたら、
出発間際にtakedaさんから「一緒に行きましょう」と誘って頂いた。
きっと、GPSデータのない私を心配して下さったんだと思います。
ありがたく御一緒させて頂いて、takedaさん、kaba3さん、overさんの「チーム食おう太」に加わり、
相方、ymdさんを入れた集団でPC4を出発した。

takedaさんを中心に、途中交互に先頭交代して松前を目指す。
今日は朝からミスを連発し、胃の調子がも思わしくなく吐き気がして、
そこへ持ってきて昼食が遅くなり、吐き気が収まったと思ったらハンガーノック寸前で腹ペコになり、不本意な昼食をしたら、また吐き気がしてと、どうも走りにいつものキレがなかった。
しかし、ラッピ峠を越えてリベンジをした今、やっと脚が回るようになってきた。
やっと総決算らしくなってきた(笑)
上ノ国から松前の間は結構アップダウンが多いので、
皆さんに牽いてもらってばかりでは申し訳ないと、kaba3さんを交わして先頭に立つ。
しばらくして、上り坂になると相方が仕掛けてくるので、応戦していると、皆さんと離れてしまった
スピードを落として、再び合流したら、「速過ぎるわ」と言われた
行ける所まで行ってしまう我々夫婦の悪いところが出たようだ。
ペースを押さえて走る「大人の走り」が出来ていないのだ。申し訳ないm(_ _)m

1時間位走っていたら、後ろから集団が追いついてきて、
「スピード出し過ぎだよ~」って、クライマーMさんだった。
他にstakahashiさん、N川さん、I間さんのハイスピード変態組の皆さんだった。
彼らはこの函館400のブルベの前に、400kmでは飽き足らないのか、函館まで札幌、小樽から自走や長万部から合流して自走するなど、どう好意的に見ても普通ではない人たちである。
大体警察でもないのに、追いついた側が「スピード出し過ぎ」っていうのもおかしな話である。
普通は追いつかれた側が言う台詞じゃないか(爆)

彼らは私等を追い抜き、前に出たところで弱冠スピードを落としてくれて、それにtakedaさんがついたものだから、私等のスピードは上がって、10人程度の大集団がハイスピード(当社比)で進む事になった。

暗闇の追分ソーランラインを、十数人の自転車が煌々とライトを照らし、反射ベストに、赤色灯を点けて走る姿は、新興宗教を思わせる神々しさを感じるものがあった。
きっと子供を連れた母親なら、
子供に「見ちゃダメ!」とか、「勉強しないと、ああいう風になるのよ!」とか言うのじゃないかと思った(笑)

このペースでPC5の福島町まではもたないなと思っていたら、松前の手前のコンビニで休憩を入れてくれた。
20:54 275km地点 PCではない セイコーマート松前静浦店
2014年10月12日052
しばらく休憩の後、出発しようとしたらAJ北海道のHさんが通り過ぎた。
すぐに追い付き、Hさんも入れた総勢12名程度の集団で、今度は22~23km/hのゆったりしたスピードで進む。
今回の函館400の参加者全体の1/4の大集団だ。
松前を過ぎたら、次のPC5の福島までは海沿いを走るほぼ平地の区間。
2014年10月12日054
風も無く、月明かりが凪の海に映り、遠くに漁火が見えて美しい景色だった。
一眼レフのようなカメラを三脚立てて、じっくり撮らないと写せないのが残念だ。

22:39 310km地点 PC5 ローソン 松前福島町三岳店 到着 (予定25:30)
2014年10月12日056
福島町に入ると急激に気温が下がり、肌を刺すような寒さだ。
ここで、カップラーメンと赤コーラを補給したが、イートインが無くて外で食べたので、とても辛かった。
ここまで来たら、あと100kmを切っているので完走が見えてきた。

福島町を出てすぐ小さい峠があり、集団の最後尾にいた私は、
前から遅れてきたのkaba3さんと一緒に峠を登った。
私と同じクラーロ乗りのkaba3さんは典型的なスプリンター脚質なので、多少遅れても峠が終わったらしばらく下りも続くし、その後は上磯まで平地基調なので、すぐ集団に追いつくと思っていたが中々追いつけない。
後から聞いたら、クライマーMさんが先頭で35~38km/hで牽いていたらしく、とても私等の足では追いつけるはずがない。
どうして、この期に及んで、そんなスピードで走るかなぁ~(笑)
そんなことも知らずに、私とkaba3さんは深夜のランデブーを続けて、集団を追っていた。
このままでは、kaba3と夜明けのコーヒーを飲む事になるかもしれないと思い始めた頃、木古内でtakedaさんが待っていてくれて、この先のコンビニで集団は休憩しているという。

13日00:38 345km地点 PCではない ローソン上磯木古内町店 到着
ここで眠気醒ましのレットブル投入。
気温は先程の福島よりは増しになったものの、大分冷え込んできた。
動いていると良いが、止まっていると寒い。

ここで休憩しているのをI間さんが気付かず通り過ぎたらしいのと、
ここを出発してtakedaさんとkaba3さんが離脱し、
残された、stakahashiさん、クライマーMさん、N川さん、overさん、ymdさん、それに私と相方の7名でPC6を目指した。

木古内から函館の夜景を見ながら海沿いを道を進む。
上磯のセメント工場の夜景が宝石の王冠の様で綺麗だった。
写真に撮りたかったけれども、良いカメラと三脚がないと無理だろうと諦めた。
国道228号線の上磯から道道96号線で内陸側に入り、旧大野町までは昔、良く通った道だったが、そこからバイバスに行くところが良く分からない。
皆さんについて行くことで事なきを得たが、キューシートだけでは相当迷っただろう。
道道96号線に入った辺りから、私を含めて皆さん疲れが出てきているようだった。

02:44 386km地点 PC6 セブンイレブン 七飯バイパス店 到着 (予定05:50)
もう、食欲が無くなり、ホットコーヒーで済ます。
ここはイートインがあり、店内で休めたのは助かった。

あと17km程度であるが、相当疲れてきた。
出発して信号待ちの間、ハンドルに突っ伏しているようになった。
本当は千切れたいのであるが、コースが分からなくなるので、ついて行くしか方法がないのだ。
最後にゴールのはこだて未来大学までは登り坂だというので、もうひと頑張りだ。
その最後の坂になって、stakahashiさんとクライマーMさん、overさんがアタックして登って行った。
「どこにそんな体力が残っていたんだ」と思いながら、相方についてゴールを目指した。
大学の敷地に入って、overさんが、「早く!早く!」と言うので何事かと思ったら、
もうすぐ04:00なのだ。
03:59 ymdさんも着いて、みんな一列になってゴール!

21時間59分 GOAL! お疲れ様でした!

07:00到着予定だったので、3時間1分も早く着いた。
これも上ノ国から一緒に走って下さった皆様のお陰です。
ありがとうございました。m(_ _)m

今年のブルベの総決算として挑んだ函館400であったが、色々なミスが続発したものの、ラッピ峠を越えてリベンジ達成したので、ビクトリーでしょう!

ゴール後ストーブに当たりながら、味噌汁を頂いた。
2014年10月13日001
味噌汁は冷えた体に染み渡った。ありがとうございました。
AJ北海道のスタッフの皆様には、この寒い中、本当にありがとうございます。
また、巡回されていた記号士御夫妻には、要所要所で声を掛けて頂き、元気が出ました。
ありがとうございました。


しばらく休んだ後、皆様に御挨拶をして、車の所に戻り自転車の撤収。
その後、調べておいた銭湯に行ったが臨時休業で、
チコリンさんに教えてもらった5時から営業しているという北美原温泉に行って、冷えた体を温め、汗を流した。
2014年10月13日004
いいお湯だった。
思わず露天風呂の中で寝てしまうところだった。
2014年10月13日003
風呂上り、駐車場で1時間ほど仮眠を摂って、函館市内で用事を済ませて札幌に戻った。
途中、森から八雲までがすごく辛かったが、長万部以降は割りと早く走れて、14:00には自宅に着いた。


今年のブルベはこれで全て終わった。

5月の十勝に始まり、この函館で合計7回 合計2,400kmの認定距離だ。
2年連続SRの目標も達成できた。
更に2年連続北海道で開催されたブルベを全て完走出来た。(中止の北海道1200を除く)
どれも思い出深いブルベで旅だった。
これもひとえに、AJ北海道の方がすばらしいコースを創ってくださり、開催時にはサポートして下さったお陰だと思う。
また、一緒に走って下さった方々や、PCや走行中に私のくだらない話に付き合って下さった方々のお陰で楽しみながら走る事が出来たからだと思う。

また、来年も皆様の元気なお顔を拝見出来る様に、ローラー台を回したいと言いたいところだが、それは無理そうなので、体重が増えないように、しばらくはタイトルバックを10%勾配の写真にして、自戒することにする。(爆)


(おわり)